ビジネス・ビザのサポート

ビザ VISA

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Q 現在学生ビザで滞在していますが、アルバイトをしているレストランから、フロア・マネジャーとして仕事のオファーを受けました。日本ではビジネス系コースの大学を卒業し、その後3年間、ホテル内のレストランのフロア・スタッフとして仕事をしていました。オーストラリアではビジネスのディプロマも取得しました。ビジネス・サポートをしてもらうことはできますか?
(29歳男性=学生)

A: ビジネス・ビザには、3段階の審査があります。

 

1.スポンサー審査
 この審査では、スポンサーとなる会社の詳細がチェックされます。チェックされるポイントには以下のようなものがあります。

 

・オーストラリア人、永住者を積極的に雇用している(外国人をあまり雇っていない)
・過去12カ月間、現地社員に十分なトレーニングをしている
・設立後12カ月未満の会社の場合は、将来、実施したことが証明できるようなトレーニング・プランを提出する
・スポンサーとなる十分な資金力がある
・法的に問題がない会社である

特にトレーニングは重要で、過去12カ月の総給料額の1%以上が必要となります。これらは領収書などによって証明します。上記のようなトレーニング記録がどうしてもない会社は、過去12カ月の総給料額の2%を、TAFEなど、その会社の事業内容に関連したコースを設けている学校に寄付することによって、トレーニングをしているものとして扱ってもらえます。

 

2.ノミネーション審査
 この段階では、職種そのものの審査が行われます。申請職業の給料や、仕事内容、またどういった資格・経験が必要なのかなどがチェックされます。
 この段階で重要なのは、給料となります。現在、移民局が定めるベースの給料は、5万1,400ドルとなっています(2013年3月現在)。これはベースとなり、この上にスーパーアニュエーションなどが加算されていきます。ほかに、世間相場も審査基準の対象とされます。会社内に同じポジションの方がいれば、そのお給料を比較検討する必要があります。
 また、会社内にはない新しいポジションを申請する時は、ウェブサイトなどで、同じ地域の同じ職種で、どのくらいの金額で募集が出ているのかなどで、リサーチするといいでしょう。

 

3.ビザ審査
 この段階では、2で認可された職種に見合う申請者かどうかを審査されます。ご相談者の場合、学歴+お仕事経験もあることから、ビザ認可の可能性はあるでしょう。調理師やヘアドレッサーなど、技術職の方は、IETLS5が必要となりますので、事前に受験しておきましょう。
 ところで、先日、2013年7月以降、ビジネス・ビザの審査基準が厳しくなると発表になりました。法律はまだ発表されていませんが、今後はほかの一部の職業でもIELTSが必要になったり、移民局の取り締りがより効率よくできるように法整備がされると予想されています。ビジネス・ビザをご希望の方は、可能であれば、6月末までに申請する方がいいでしょう。
 上記は一般的なご案内となっています。ビザ申請は各個人の状況によって大きく変わってきます。必ず専門家にご相談ください。

 


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西尾 彩子(にしお あやこ)
Australian Visanet

UTS並びにSydney大学卒。教育、流通、航空業界での経験を経て、永住権取得後、移民エージェントとなる。豊富な社会経験を生かした確実・丁寧なコンサルタントに定評がある

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