ブリッジング・ビザAとブリッジング・ビザB

Q オーストラリア国内でビザを申請し、現在ブリッジング・ビザを持っています。問題なくオーストラリアの出入国することは可能ですか?
(32歳会社員=女性)

 

A 通常オーストラリアにて新しくビザを申請する際、申請時にブリッジング・ビザAが付与されます。これはあなたが現在保持しているビザの有効期限が切れた後、引き続き合法的にオーストラリアに滞在することを許すものです。これにより、付与されたブリッジング・ビザAは申請時に保持しているビザの有効期限が切れてから有効となります。

ここで覚えておくべきことは、ブリッジング・ビザAの原則として、オーストラリアの出入国は許可されていないことです。つまり、ブリッジング・ビザAを保持している状態で、オーストラリア国外に出国すると、出国時にブリッジング・ビザAが自動的に失効してしまいす。したがって、ほかに有効なビザを保持していない場合は、オーストラリアへの再入国ができなくなります。

この問題の解決策として、オーストラリアを出国し、また、特定の期間内に再入国することを可能にするブリッジング・ビザBへの申請があります。ブリッジング・ビザBの申請にあたり、オーストラリア出国の理由や、出国中の滞在/連絡先などを明記する専用のフォームの提出と、ビザ申請料金の支払いが必要です。

特に気を付けてほしいのは、一度ブリッジング・ビザAが付与されると、既に保持していたビザの有効期間中であっても、国外へ出国した場合には、ブリッジング・ビザAが失効となってしまう点です。この失効に気付かないまま、元々保持していたビザの有効期限が切れてしまった後に再入国しようとしても、あなたには既に合法的にオーストラリアに滞在できるビザを保持していないことになりますので、十分ご注意ください。

ここで一例として、2015年1月15日まで有効のビザを保持している人が、新たにサブクラス457ビザを2014年12月4日に申請するケースを見てみましょう。この場合、457ビザを申請した2014年12月4日の時点で、ブリッジング・ビザAが、自動的に現在保持しているビザに付与されます。しかし、ブリッジング・ビザAが有効となるのは、現在のビザの有効期限が切れる、2015年1月16日以降となります。

この申請者が、サブクラス457ビザ申請後、海外出張のため出国をして、現在保持しているビザが切れる直前の2015年1月5日にオーストラリアへ再入国をしようとするとします。ビザ申請者はブリッジング・ビザAが付与されている期間にオーストラリアを出国してしまったため、このブリッジング・ビザAは出国時にて自動的に失効されてしまっています。よって、12月4日に申請したサブクラス457ビザが現在のビザの有効期限が切れる2015年1月15日までに認可されなければ、2015年1月16日以降はオーストラリアに滞在するための有効なビザを保持していない状態となってしまうのです。

このような状態になった場合、ブリッジング・ビザAを復活させるべく、再度ブリッジング・ビザAを申請することは可能です。しかし問題を避けるためにはオーストラリア国外へ出国する予定がある場合は移民コンサルタントにあらかじめ知らせておくことをお勧めします。それぞれの状況に合った適切なアドバイスを、移民コンサルタントからもらうようにしましょう。


Tony Min (トニー・ミン)
スタッフソリューション・オーストラリア

移住手続認定代行業者登録番号(Migration Agent Registered Number): MARN 1068924
ニュージーランド政府公認移民アドバイザー(Fully licence Immigration Adviser in NZ) IAAライセンス番号: 201100349
オーストラリア移住協会 (Migration Institute of Australia)会員番号:MMIA 4556
Justice of the Peace (JP 199217)

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