ペロテー州政府との賃上げ交渉妥結せず

 5月3日付ABC放送(電子版)は、NSW州のドミニク・ペロテー州政府とNSW州教職員組合の賃上げ交渉が最後まで続けられていたが遂に妥結に至らず、教職員組合加盟教職員は4日にストを実施することになったと伝えている。

 また、セーラ・ミッチェル教育相は、この交渉決裂により、今後の賃上げ交渉は州予算案の後に延期すると発表した。

 スト中の各学校では最小限の教職員を配置したり、スト中の休校などを決めることになる。

 ペロテー州首相は、州政府がこれまで堅持してきた公務員の賃金上昇率2.5%上限を今年の予算案で廃止することをほのめかしているが、それに代わる数字もまだ出されていない。

 また、賃金裁定交渉が予算案に先立って5月中に労使関係調整委員会(IRC)で開かれる予定になっていた。

 ミッチェル教育相は、「IRCの仲裁裁定は予算案の後が望ましい。今朝、教職員組合にもその旨を伝えた。政府も善意に基づいて行動しており、組合側にもそれに応えて4日のストライキを考え直してもらいたいと伝え」と語っている。

 しかし、3日朝にはペロテー州首相がパラマッタ小学校を訪問しており、一部の教職員が抗議して労組のプラカードを掲げ、学校正門前に立っている。

 また、教職員組合側は、アンジェロ・ガブリエラトス議長が、「先週、ペロテー州首相が、予算案の中で現賃金体系を検討するとのあいまいな発表しただけであり、何の確約もしていない」と語っている。

 これに対して、ペロテー州首相は、「組合の考えは理解しているが、私は、州行政全部門にわたって労使関係包括的に検討しているということを伝えた」と語っている。
■ソース
NSW teachers to strike on Wednesday after failed bid by government to placate union over pay rises

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