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QLD州、新たに31人がコロナウイルス陽性と判定

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ブリスベンなどでは「ワクチン義務化反対」デモ

 QLD州は12月17日午後8時までの24時間に新たに31人がコロナウイルス陽性と判定された。また、ブリスベンの西、トゥーンバ市のトゥーンバ病院では産科棟の職員1人がコロナウイルス陽性と判定されている。そのため、産科棟の母子何人かが同市のセント・ビンセント病院に移された。

 12月18日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 現在州全域に出されている「マスク着用義務」は、16歳以上の人口の完全接種率が90%に達すれば緩和される。

 また、アナスタシア・パラシェイQLD州首相は、陽性者が増えても、クリスマスから1月1日にかけての時期のロックダウンはしないと言明している。

 陽性者31人のうち、2人は海外で感染し、帰国後ホテル隔離中の検査で陽性と判定された。また、8人は既知の感染者との関連が知られている。また、5人は他州からの旅行者との関連が判明しており、15人については調査が進められている。残りは自宅隔離中に陽性と判定されている。

 また、統計の24時間に66,620人が接種を受けており、同州の記録を更新している。

 12月17日から始まった同州の「ワクチン義務化」に反対する数千人がブリスベン南部でデモを実行した。

 「ワクチン義務化」は、医療機関、高齢者介護施設、ホスピタリティ、イベント、美術館などへ未接種者の立ち入りが制限されている制度で、ウェスト・エンドのマスグレーブ・パークで開かれ、演説や音楽の後、サウスバンクを行進した。参加者は、「私の身体は科学実験の対象ではない」とか「私は愛のスーパー・スプレッダー」などのプラカードを掲げて行進し、平和に終了した。

 一方、ジョン・ジェラード主席医務官は、「過去24時間に31人が陽性判定。前日から50%の増加だが、このような陽性者の急増は予想されていた。医療現場の人々が感染することは今後ますます多くなる。州の医療職員は全員が接種済みであり、医療職員は臨床で働く時にはマスクも着けている。職員から患者にウイルスをうつすことはまずないが当事者全員が接種を受けなければならないことを示している」と語っている。

 また、「トゥーンバの病院医療職員がコロナウイルス感染陽性と判定された事故などは連邦の制度で対処できることであり、各政府が合意した手段を取ることになる」と語っている。
■ソース
Queensland records 31 new cases of COVID-19, thousands gather in Brisbane to protest vaccine mandate

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