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ビショップ元外相、献金と顧問任命は無関係と主張

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WA州自由党に大口献金の中国系実業家めぐり

 2016年、中国系実業家がWA州自由党に大口献金し、その直後にジュリー・ビショップ外相(当時)が、同献金者のオーストラリアでの事業関係者を強い権限を持つ外交顧問委員会に任命していた。

 ビショップ前外相は両者の関係を強く否定した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 2016年12月9日、香港に本拠を置く製造部門実業家のサン・キン・チャオ氏が5万ドルの現金を自由党の口座に振り込んでいる。その直後の12月12日にビショップ外相はシドニーの女性実業家、マーガレット・ジャック氏を豪中外交委員会の委員に任命した。

 ジャック氏は、1940年代に現在99歳になるサン氏が香港に設立した製造部門多国籍企業キノックス・エンタープライズ社のオーストラリア子会社の役員を務め、株主でもある。

 さらに、ジャック氏もキノックス・エンタープライズ社もNSW州の自由党と国民党に大口の政治献金をしており、ジャック氏とサン一門は、過去10年間にNSW州では両政党に総額12万7,000を政治献金しており、WA州では5万ドルの献金をしている。

 2015年11月、ジャック氏は、クロウズ・ネストのラ・グリラード・レストランでビショップ外相およびノース・シドニー選出のトレント・ジマーマン連邦下院議員とのディナーに出席するために$4000を支払っている。

 サン氏の事業は現在は息子と孫が運営しており、2人とも中国共産党政権に強いつながりを持っている。

 WA州自由党は、「モリソン政権が外国人の政治献金を禁じる法律をつくり、1月1日から発効している。また、自由党はこの規制に限らず献金に関する法規を遵守している」と発表している。
■ソース
Julie Bishop denies any link between donation from elderly Chinese mogul and advisor’s appointment

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