メルボルンの豪人女性、熊野古道で転落死

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スペインのカミーノ・デ・サンティアゴに並ぶ巡礼道

 メルボルン出身の女性が和歌山の熊野古道巡礼中に崖から転落し、死亡したことが伝えられている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 5月10日、和歌山県田辺市付近の熊野古道でVIC州メルボルン市出身のオーストラリア人女性(66)が崖から転落した。

 事故当時、古道を歩いていた人々が消防署に通報し、救急隊を呼んだ。

 目撃者によると、女性は足を滑らせ、崖から転落したもので、救急隊が40mの崖下で意識を失っている女性を発見、病院に運んだが、女性は病院で死亡した。

 NHKは、「警察が女性の死亡当時の状況を調べている」と報じており、女性は事故当時、もう一人のオーストラリア人女性と歩いていた。

 熊野古道は和歌山県内陸部の本宮町にある熊野本宮大社への山道で1000年以上の昔から巡礼道として知られてきた。また、ユネスコの世界遺産に登録されている巡礼道は熊野古道とスペインのキリスト教巡礼のカミーノ・デ・サンティアゴのみ。

 豪外務貿易省は女性の家族に領事援助を申し出ている。
■ソース
Melbourne woman dies after slipping off cliff on Japan’s Kumano Kodo pilgrimage trail

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