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保育所のニワトリ盗まれ、放火される

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キャンベラ南部、警察が動物虐待容疑捜査

 キャンベラ南部の保育所に何者かが忍び込み、子供達が飼育していたニワトリを囲いから盗み出し、羽根に火をつけるという残酷な犯罪が起きた。二羽は獣医の手当を受けて快復に向かっているが、一羽は快復の見込みがなく、薬殺された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 事件はユーカリプタス・モンテソリ保育所幼稚園施設で6月8日の午前3時頃に起きたと推定されており、クリスティーン・ハリソン園長は、「恐ろしい事件だ」と語っている。

 警察発表によると、囲いから盗み出された三羽のニワトリは施設の近くで発見され、羽根に火をつけられた痕跡があった。

 ハリソン園長は、「警察から連絡を受け、通報で警察官が駆けつけ、被害を発見した。ニワトリにあんなひどいことをするなんて恐ろしい事件だ。一羽は薬殺しなければならなかったし、もう一羽もダメかも知れないと思うけれど、獣医は何とか助けられればと言っており、手当をしてくれている」と語っている。

 もう一羽は首から尾までの羽根をむしられているが快復に向かっている。

 また、「保育所に出てきた子供達には事件のことを話したが詳しいことは言わなかった。保育所にはペットの話の本もあるし、ペットを世話していればペットが死ぬこともあることは正直に教えなければいけない。ペットは子供達の発育上大切で保育の一環として組み込まれている。子供達もニワトリにたいそうなついている。子供達が心理的に動揺している時ににわとり小屋に連れて行ってやるとすぐに落ち着く。ペットはそれほど子供達にとって大切なものだ。もっと警戒を厳重にしなければいけないのかもしれないけれど、どうしていいのか分からない」と語っている。

 施設には防犯用のCCTVがあり、ACT警察も声明を発表して、一般市民の情報提供を求めている。
■ソース
Childcare centre chickens stolen and set on fire

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