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濃厚マンゴー・プリン/伊藤シェフのポケット·レシピ

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第7回 濃厚マンゴー・プリン
 とろりとした食感が楽しめるマンゴー・プリンは夏のデザートの定番。完熟したオーストラリア産マンゴーを使う簡単レシピをご紹介します。

材料(8人分)

マンゴーの実………………………400g
砂糖…………………………….70~80g
ゼラチン……………………………..10g
オレンジ・ジュース……………….300cc
生クリーム………………………..200cc
パッションフルーツ・ソース缶……..170g

作り方

①マンゴーを縦の輪切りにして皮を取り、実(400g)を細かく刻んでボールに入れる。残り分は飾り用に綺麗に四角く切りそろえて取り分けておく。

②オレンジ・ジュースを鍋で温め、砂糖を加えて30~40秒ほどで火から下ろし、1のボールに移す。

③水でふやかしたゼラチンに2のオレンジ・ジュースを少量加え、混ぜながら溶かす。

④1分近く置いて温まった2を濾して、マンゴーの実だけを軽くハンドミキサーで細かくし、その後オレンジ・ジュースを戻す。

⑤3のゼラチンを4に加え、生クリームと併せる時に分離しないようにするため、冷やして粗熱をしっかり取る。

⑥5に生クリームをかき混ぜながら加える。これを型や器に流し込み、冷蔵庫で1時間以上冷やす。

⑦パッションフルーツ・ソースを切りそろえたマンゴーと合わせて、こちらも冷蔵庫に。

⑧6が固まったら、7を上からかけて出来上がり。

食材選び&調理マル秘ポイント

◎今回は1個480グラム前後のマンゴーを2個用意しました。
◎マンゴーは切り方が大切。縦に3つに輪切りすると無駄がなく実を取れます。
◎ハンドミキサーでは潰し過ぎに注意。少し実が残る程度の方がマンゴーの濃厚な味わいのある仕上がりになります。
◎混ぜた後にゼラチンが分離することを防ぐため、オレンジ・ジュースやマンゴーを温めてから混ぜます。
◎味と酸味、甘味のバランスに優れ「果物の王様」と称されるパキスタン・マンゴーに比べて、豪州マンゴーは香りと甘味が強いのが特徴。今回は砂糖を少なめにし、オレンジ・ジュースの酸味で味を整えています。

シェフ紹介

伊藤尚文シェフ

伊藤尚文

NZの5つ星ホテルでワイン給仕担当後、2000年よりイタリアの名料理店やグランド・ホテルで研鑽。03年アメリカズ・カップでプラダ・チーム専属シェフ。07年に東京・赤坂で伊レストラン「グストエヴィーノ」開業。15年に来豪後、ケータリング・シェフとして各種パーティー対応。
Web: www.gvcatering.com

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