第67回 2013年を振り返って

夢のマイホーム計画

オーストラリアで夢のマイホーム計画
第67回

2013年を振り返って

2013年も最終月となりました。この1年を振り返ると、政策金利が今年2月、3.0%というかなりの低金利から始まり、11月時点では2.5%となっています。ホーム・ローンも記録的な低金利を継続した年でもありました。

しかし物件の需要と供給のアンバランスも影響してか、物件の価格が大幅に上昇しました。今後、物件価格は落ち着くのかとよく尋ねられるのですが、この勢いはそろそろ収まるのでしょうか。私自身、知りたいところではあります。残念ながら業界では、2014年にはシドニーの物件価格は15〜20%上昇すると予測されているようです。

また、13年はファースト・ホーム・バイヤーよりも投資家の年だったと言えるでしょう。12年10月1日から、ファースト・ホーム・バイヤーの特典として得られていた政府からの補助金、そして印紙税の免除も、新築物件購入者に限定されるようになりました。これでファースト・ホーム・バイヤーが大幅に減りました。

また今年特に目立ったケースとしては、物件のオファーを出した後に、別の人がさらに高いオファーを出し、値段が上昇し過ぎて最終的にその物件の購入を諦めたというケースです。マーケットで売りに出されている金額よりも、簡単に3〜5万ドル以上の値段に跳ね上がっていき、ある意味オークションのような形で物件売買がなされています。

オークションでもそうですが、大切なのは自分で最大額を決定しておき、その額を絶対に超えないということ。不動産会社から「後いくら上乗せすれば、あなたのオファーが通る」と言われると、予算額を越えていても上乗せしようと考えてしまいます。しかし始めの諸経費にどのくらい必要なのか、実際にローンの支払い額がいくらになるのかなどを計算していれば、簡単に予算以上大幅に上昇することはないと思います。

現時点では低金利を維持していますが、経済が戻れば、金利も自然に上昇していくことになります。その時にローン支払いが厳しくなってしまったということがないように、予算をしっかり確定していることが大切です。

さて、2014年はどういった年になるのでしょうか。できるだけ低金利が維持し、皆さんのホーム・ローンがスムーズに返済されていくことを心から願っております。

本年度も当コラムをご愛読いただきありがとうございました。新年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


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