ターンブル首相、トランプ米大統領と初顔合わせ

珊瑚礁海戦75周年の式典で

 マルコム・ターンブル首相とドナルド・トランプ米大統領は米東部時間の4日、ニューヨークでトランプ大統領就任後初の豪米首脳会談を行う。両首脳は、第2次世界大戦で豪・米軍が日本軍と戦った珊瑚礁海戦の75周年記念式典に出席し、退役した米空母の艦上で強固な豪米同盟を世界にアピールする。

 緊迫する朝鮮半島情勢を踏まえ、豪米の安保協力をめぐる会談の内容が注目される。5月3日付の公共放送ABC(電子版)は、豪北部での米軍駐留の拡大や、豪州による米ミサイル駆逐艦購入、豪軍のアフガニスタン駐留拡大などが話し合われる可能性があるとの見方を伝えている。

 ターンブル首相とトランプ大統領は今年初めの電話会談で、豪政府が米国のオバマ前政権との間で結んだ難民引き渡し協定をめぐり、激しい口論となったと報じられた。以来、首脳同士の関係にすきま風が吹いているとされるが、両首脳は今回初めて顔を合わせて関係改善を図る。

 珊瑚海海戦は1942年5月、オーストラリア北東沖の海域で、日本の帝国海軍と連合軍の米・豪艦隊の間で行われた史上初の空母同士の戦い。双方が空母1隻ずつを撃沈され、損害はほぼ互角だったが、開戦以来攻勢を続けてきた日本軍はその後次第に劣勢に転じ、連合軍による反転攻勢の起点となった。

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る