子ども運賃を完全無料化—NSW州野党党首が公約

州選挙に向け、生活コストの低減アピール

 NSW州議会の最大野党労働党のマイケル・デイリー新党首は12日、学校に通う子どもの公共交通運賃を全面的に無料にするとの公約を発表した。2019年3月に行われる次期州選挙に向けて、生活費の高騰に苦しむ親の負担軽減をアピールする。同日付の公共放送ABC(電子版)が伝えた。

 州選挙で労働党が政権交代を果たした場合、19年中頃までにバス、鉄道、フェリーの子ども運賃を制限なく無料化する。専用のオパール・カード(プリペイドのICカード)を新たに導入。通学区間だけではなくNSW州全域を対象とする。

 現行制度では、高校3年に相当する「イヤー12」(18歳未満の一部州立職業訓練学校生を含む)までの子どもを対象に無料または割引料金を適用している。しかし、基本的に往復の通学区間に限られ、利用できる時期と時間帯などにも制限が多い。

 完全無料化により、州政府は年間4,400万ドルの歳入減となる見通しだが、同党首は生活コスト削減のための「必要経費だ。家計を助ける、非常に簡素で現実的な施策になる」と述べた。

■ABC News
Opal cards to give school students free access to public transport under NSW Labor government

 

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