ブルーマウンテンの町もブッシュファイアの脅威に

ゴスパーズ・マウンテンのブッシュファイア燃え続く

 ブルーマウンテン国立公園の北辺に接して広がるウォレミ国立公園のゴスパーズ・マウンテンでブッシュファイアが発生してから何週間も経つが、道もない広大な山岳地域で消火活動も困難なまま衰える気配を見せず、12月15日には遂にブルーマウンテン北側のベルズ・ライン・オブ・ロード沿線の町も脅かし始めている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 マウント・アービン、マウント・ウィルソン、マウント・トーマ、ビルピン、ベランビンなどの町の住民には、火炎前線が伸びてきているが、今から避難するのは手遅れとの警告が出された。

 マウント・ウィルソンでは消防士1人が煙を吸い込み、手当を受けている。また、15日夜には民家その他の建物が焼ける可能性があると伝えられている。

 火炎は木立の梢まで燃え昇り、火の粉が風に乗って前線のはるか前方に飛び移るスポット・ファイアが盛んで、同日午後7時には民家一戸が焼けている。

 州郡部消防局(RFS)では、ビルピンの住民に、このスポット・ファイアを警戒するよう警告しており、また、他の町の住民は火災に耐えられるような場所に隠れるよう呼びかけが出ている。

 ゴスパーズ・マウンテンの火災はすでに37万ヘクタールを焼いており、西はリスゴー、東はホークスベリー地域を中部海岸地域に向かって広がっている。

 また、午後にはマウント・ウィルソン付近で炎が防火帯を越えて燃え広がっている。

 15日には、キャムデン、キャンベルタウン、リバプールで大気質が「有害」レベルになっており、今週には北の風に乗ってシドニー都市圏西部にブッシュファイアの煙が吹き込むと予報されている。

 12月16日には、最北部海岸地域、中部山脈、ニュー・イングランドなど、北部傾斜地、北西部などで裸火全面禁止が発令されることになっている。また、それ以外の地域でも火災の危険はきわめて高くなっている。

 15日の朝にはNSW州内106箇所で火災が発生している。また、キャンベラからブレイドウッドを抜け、ベイトマンズ・ベイまでのキングズ・ハイウェイは付近の火災のため通行止めになっている。
■ソース
Blue Mountains towns under threat as bushfire flares

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