コロナウイルス追跡appがフル稼働段階

ポール・ケリー連邦副主席医務官が発表

 連邦政府の発表したコロナウイルス追跡appは、すべての州、準州がプライバシー、セキュリティ規則をまとめ上げたため、全国でこのappのデータを利用することが可能になった。

 5月13日のキャンベラでの記者会見の場で、ケリー教授は、「全国で560万人がダウンロードしており、すべての州、準州がappを使うことに同意し、公衆衛生部でこのデータを扱う職員の身上情報提出も済ませ、このデータを使える段階になった」と発表している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同日、このappの機能に関してすべての州、準州の合意があるまで、州、準州の保健当局者は、appが収集した情報を利用することができないと公表された。これは一人のappユーザーがコロナウイルス陽性と判定されても、州、準州が合意するまで、保健当局者は、appの情報をダウンロードして、そのユーザーと接触のあった人々を割り出す作業にあてることができない。

 ケリー教授は、「これでプライバシーとデータ・セキュリティ問題はすっかり片付いた。今後は、このappのデータが現場でコロナウイルス検査をする人々にどれだけ役に立つかを観察するだけだ」と語っている。

 appは稼働状態になっているが、これまでに感染者との濃厚接触追跡が行われたことがあるかどうかについては、ケリー副主席医務官も、「知る限りではまだ一つもない。このappがどれほど役に立つか、他の医療担当者からの意見を聞く日が待ち遠しい」と語っている。

 さらには、まだappをダウンロードしていない人々には是非とも早くダウンロードして欲しい。大勢の人がダウンロードすればそれだけこのappの効果は高まる、と語っている。

 また、抗体検査法について質問を受けたケリー教授は、「指を刺して血を採る検査はコロナウイルス検査には用いないが将来的に他の検査に用いることになる」と語っている。
■ソース
Coronavirus tracing app COVIDSafe now fully functional, Deputy Chief Medical Officer confirms

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