世界最大のソーラー・ファームでクリーン電力輸出

NTからシンガポールまで海底ケーブルと陸上使い

 北部準州(NT)に世界最大のソーラー・ファームと蓄電所を建設し、電力を海底ケーブルを使ってシンガポールとインドネシアに輸出する計画に連邦政府が「壮大なプロジェクト」として認可を受けることになった。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 アンガス・テイラー・エネルギー・炭素排出量担当大臣は、アトラシアン社のマイク・キャノン=ブルックスとフォーテスキュー・メタルズ創設者のアンドルー・フォレストが支持する220億ドルのオーストラリア=ASEAN電力リンク計画でオーストラリアは今後もエネルギー輸出のリーダー格としての地位を保つことだろうと語った。

 このプロジェクトが完成すると、2027年までにはシンガポールの電力供給量の20%をまかなうことになる他、NTとインドネシアにも電力を供給し、年間20億ドルの売り上げを予定している。

 キャノン=ブルックス氏は、「NTの蓄電所はSA州ホーンズデールの蓄電所の150倍の規模を計画しており、尋常ではない大きさということができる」と語っている。

 さらに、現在、世界最長の電力海底ケーブルは1900kmで、いくつか建設中だが、3,500kmは限界に近いから、この計画が完成する頃にもまだ世界最長の電力海底ケーブルの地位を保っていることと思う。この長さでもエンジニアリングから言えば何も不可能な部分はない」と語っている。

 連邦政府はこのプロジェクトを国家的な規模として認め、州、連邦の認可取得に協力することを明らかにしている。

 カレン・アンドルーズ産業・科学・技術担当相は、「このプロジェクトは建設段階で1500人、完成後の稼働段階でも350人の雇用が見込める。コロナウイルス蔓延の困難のさなかであっても、いつか国全体が切り抜ける時には経済活動の機会に投資し、経済回復を推し進めていくことをすべての国民に向けて力強く宣言している」と語った。
■ソース
World’s largest solar farm and battery to export green energy

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る