主席医務官「VIC州のウイルスは断末魔状態」

VIC州の新陽性者76人、死者11人

 9月5日、VIC州のブレット・サットン主席医務官は、「州のコロナウイルス新陽性者は76人、感染死者は11人で漸減しつつあり、ウイルスの動きは断末魔状態にある」と語った。

 前日には新陽性者81人だったが、死者は59人と突出した。その原因として、主席医務官は、「高齢者介護施設の死者届出制度が変更されたため、7月8月の死者の一部の届け出が遅れていたが、昨日まとめて報告されたためで、過去24時間の死者ではない」と説明している。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 また、ダニエル・アンドルーズVIC州首相は、「11人のうち6人は過去24時間に亡くなった人達だが、5人はそれより前に亡くなっており、報告の遅れで加算されたもの」と語った。

 サットン主席医務官は、「新陽性者がゆっくりながら確実に減り続けており、間もなく完全に新陽性者発生を止めることができるだろう。コロナウイルスに勝ちつつあることは確かだ。ウイルスが勢いを盛り返さないよう、さらに厳しく規制を守らなければならない。あまりにも緩慢で時間がかかっていることはその通りだが、現在の長いトンネルを抜ければ明るい光が差している」と語っている。

 さらに、「メルボルン都市圏の新発生は北部、西部、南東部の20ほどの自治体に限定されている。コロナウイルス感染と同じ症状が少しでも見られれば検査を受けてもらいたい」と呼びかけている。

 また、「もうこれ以上新しい大発生を許す余裕はない。従ってワクチンが完成するまで確実に抑え込んでおくことが必要だ」と語っている。

 また、郡部での陽性者はコラックのみで、他の多くの郡部自治体はもうずっと新陽性者を出していない、と語っており、「市中感染をゼロにすることは現実的か?」という質問に対して、「そこまで行く前に規制を緩和することになるだろう。毎日の数字を見ながら規制緩和日を検討している。世界のどこを見回してもオーストラリアほどウイルス感染を抑え込んでいる社会はない、と語っている。
■ソース
Virus on ‘last gasp’ in Victoria as state records 76 new coronavirus cases, 11 deaths

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