WA州南部海岸沖でアルビノ・ミナミセミクジラ目撃

真っ白な子クジラ2頭が母クジラと遊弋

 9月7日付ABC放送(電子版)は、WA州南部海岸沖で2頭のアルビノのミナミセミクジラの子クジラが母クジラと遊弋しているのが目撃されたと報じている。

 WA大学の研究者、マックス・フェイバー氏は、「9月5日にアルバニー沖合で目撃された子クジラは明るい灰色のまだら模様だった」と語っている。

 ミナミセミクジラのアルビノが生まれる確率は5%程度で、しかも成体になる頃にはほとんどが皮の色が濃くなる。子クジラの白い皮膚は「グレイ・モーフィズム」と呼ばれる現象だが、その原因はよく分かっていない。

 9月5日、アルバニーから70km東のシャイアンズ・ビーチでホエール・ウォッチャーが白い子クジラを目撃しているが、同じ日にWA大学の研究者らがキング・ジョージ・サウンドで白い子クジラを目撃しており、少なくとも2頭のアルビノ子クジラがいると考えられている。

 マックス・フェイバー氏は、「2週間ほど前に飛行機から白い子クジラを目撃したという人の情報を聞いている。同じ日に離れた海域で白い子クジラを目撃しているのだから少なくとも2頭はいるものと考えられるが絶対にというわけにはいかないが、ほぼ間違いない」と語っている。

 また、「アルバニー沖で目撃された子クジラは明るい灰色のまだらだったがシャイアンズ・ビーチで目撃された子クジラは明るい白色だった」と語っている。

 この冬にはWA州南部海岸で目撃されるミナミセミクジラの数が少ないといわれており、それだけにアルビノ子クジラ目撃は非常に珍しいできごとになる。

 また、カーティン大学の研究によれば、ミナミセミクジラの数は、捕鯨のために1970年代までには絶滅が危惧されたが現在非常にゆっくりと個体数が回復しつつある。
■ソース
White southern right whale calves reportedly sighted off WA’s south coast

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