在宅介護障害者故殺事件で介護会社家宅捜索

会社職員が警察の捜査に協力を拒否したため

 SA州アデレードで在宅介護を受けていたアン・マリー・スミスさんが適切な介護をまったく受けていない状況で死亡していた事件では通いの介護人が事件直後に解雇されたが、その後さらに故殺罪で起訴された。それ以外にもスミスさん名義の車が繰り返し交通違反を起こしていたり、銀行口座から勝手に引き落とされていたりなどの不審な事件が加わり、かなり大がかりな事件に発展している。

 今度は、事件を捜査しているSA州警察に対して、介護人が勤めていた介護会社に対して警察が捜査令状を執行した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 警察では、「介護会社Integrity Careの社員が警察の捜査に対して協力を拒んだため」に捜査令状を執行したと発表している。

 アン・スミスさんはケンジントン・パークの自宅で在宅介護を受けていたが、今年4月に容体が急変したため病院に運ばれ、そのまま亡くなった。しかし、その後の捜査でケーン・チェアーに1年以上も座りっぱなしにさせられているなどの虐待的な扱いを受けていたことが判明しており、同社は通いの介護人、ローザ・マイオニを解雇していたが、その後の捜査で故殺罪で立件できると判断して検事が起訴していた。

 警察の捜索令状執行はエドワーズタウンの同社本部とハントフィールド・ハイツにある代表取締役の自宅に対して行われ、スミスさん介護に関する書類や電子ファイルが押収された。

 デス・ブレイ警視は、「この捜査では一般社会から多大な支援が得られたが、介護会社の職員が捜査に協力することを拒んだためやむを得ず家宅捜索を行った。職員の中には頑固に捜査への協力を拒み、このような被保護者放置事件の再発を防ぐ努力を妨害する者もいる」と語った。

 この事件では、SA州タスクフォースや、「全国障害者保険制度(NDIS)」クオリティ・セーフガード委員会など複数の調査委員会が進められている。

 また、警察も検視法廷だけでなく、犯罪捜査や経済事犯の捜査も並行して行っている。問題の会社、Integrity Care SAもすでに8月にNDISでの営業を禁止されているが、警察では、「同社は今も営業を続けているという証拠が挙がっている」と発表しており、職員から証言を聞き出すことに力を入れている。
■ソース
Police raid Integrity Care after employees refuse to cooperate with Ann Marie Smith investigation

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