大晦日のシドニー花火大会は人々の希望の象徴

ベレジクリアンNSW州首相「9時の花火は省略」

 9月24日、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、「2020年大晦日のシドニーの夜空を花火で照らしたい。たとえコロナウイルス規制で地上には見る人がいなくても、花火大会を実現したい』と語った。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 ベレジクリアン州首相は、「シドニー伝統の花火大会を実現させるために周辺カウンシルとも話し合っている」と語っている。

 さらに、「シドニーの大晦日から新年にかけての夜空を飾る花火大会は世界に放映されるオーストラリアのシンボルになっており、NSW州にとってもオーストラリアにとっても重要な行事になっており、2021年に向けた国民の希望の象徴になっている。また、オーストラリアが世界に貢献している象徴であり、医療従事者や警察、兵士など一線で活動している人々への感謝の印であり、国民にはその一線で私達を守ってくれている人々のことを思ってもらいたい」と語っている。

 ただし、ベレジクリアン州首相は、「花火は、1月1日午前零時のショーを中心にして子供向けの午後9時の花火は省略する。また、全体に控えめなデザインにしたい。私も含めて州民のほとんどは家でテレビを通して花火を見ることになるだろう」と語っている。

 さらに、「2020年の大晦日も花火大会を実施するといっても例年のようなものにはならない。公衆衛生上の命令もあり、かなり慎重な内容になる」と語っている。

 また、「州民は花火大会を望んでいるのか?」という質問に対して、州首相は、「ブッシュファイアが燃えさかっていた2019年の大晦日にも同じ質問が出された。シドニーの空も煙でかすんでいる時に、花火大会を実行すべきかどうかで議論が巻き起こった。しかし、現に花火大会が実施されると、こんな難しい時にも平常の生活を維持できることに気づいて、人々はむしろ落ち着きを取り戻したではないか。今年の花火大会でも同じことが起きるよう望んでいる」と語った。

 スチュアート・エアーズ観光相は、「花火大会と並行して、市内でもイベントが開かれる予定だ。シドニー市カウンシルや州運輸局や州警察とも協議しており、いずれも例年のように大晦日のイベントを実施することに乗り気になっている。コロナウイルス規制に従った上でできるだけのことを実施したい」と語っている。
■ソース
‘A symbol of hope’: Premier pushes for New Year’s fireworks

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