NSW州、感染源不明発生で振り出しに戻る

QLD州と連邦の閣僚の間で非難合戦

 QLD州政府は、NSW州との州境閉鎖解除の条件として、NSW州内で感染源不明の市中感染が28日連続でゼロを記録することとしていたが、9月25日にはシドニーの男性が感染源不明のままコロナウイルス陽性と判定されたため、連続記録が振り出しに戻った。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 QLD州政府の閉鎖解除条件に対して、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、「感染源不明市中感染28日連続ゼロ記録というのは難しすぎる」と語っている。

 NSW州は、この解除条件を10月6日に達成できる予定だったが、9月25日にはQLD州のジャネット・ヤング主席医務官が、「NSW州の感染源不明市中感染ゼロは振り出しに戻ることになる。NSW州で男性の感染源を解明できなければ振り出しに戻すしかない」と語っている。

 NSW州シドニーの50代の男性は2人の人と施設に住んでいたが、現在はシドニー都市圏南西部のキャンベルタウン病院のICUで治療を受けている。また、一緒に住んでいた2人も検査を受けている。

 QLD州州境閉鎖では国防軍(ADF)が9月末で州境検問に派遣していた兵士を引き揚げ、ホテル隔離警備、臨時検査所統括、接触追跡などの任務に再配備する計画になっている。

 これに対して、スティーブン・マイルズQLD州副首相が連邦政府のジョッシュ・フライデンバーグ財相に、「ADFの配備転換はQLD州政府の州境対策を損なう意図があるのか?」と質問したのに対して、財相が、「それはまったくのたわごとだ」と返答した。このマイルズ発言に対して、フライデンバーグ財相だけでなく、ピーター・ダットン内相も口論に加勢し、「マイルズは子供みたいだ」と発言している。

 アナスタシア・パラシェイQLD州首相は、「国防軍兵士はNSW、VIC、SA州の州境には10月中旬まで配備されている。NT準州境には10月末まで配備されている。なぜ、QLD州だけ9月末までで打ち切られるのか?」と疑問を投げかけている。
■ソース
NSW goes back to square one on border target as insults fly

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