検視法廷「ウィート・バッグ加熱で出火」と判決

TAS、ホバートの住宅火災で住人女性死亡事故

 布袋に小麦その他の穀類を詰め、電子レンジで加熱し、首筋などを温める「Wheat Pack」はいかにも安全無害に見えるが、TAS州ホバート市の検視法廷で、「ウィート・バッグの加熱で自然発火し、住宅火災で住人の女性が死亡した」との判断を下した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同検視法廷は、使用説明書のないウィート・バッグの利用者に、直ちに使用を中止するよう警告を発している。

 検視法廷の判決によると、2019年5月29日、ホバート市北部ウェスト・ムーナ地区のフィリス・メーベル・ペアーズさん(90)の住宅から出火、隣家の住人が煙を目撃し、トリプル・ゼロに通報した。消火後、住宅の台所でフィリスさんの死体が発見されている。

 消防署と警察の現場検証で、フィリスさんは数個のウィート・バッグを電子レンジで温めた上で椅子の上に積み上げていた。その結果、ウィート・バッグが自然発火し、燃え移ったと判断された。

 10月27日、アンドルー・マッキー検死官は、「ウィート・バッグは取扱説明のある物だけをTAS消防局(TFS)のガイドラインに従って用いる」よう判決の中で勧告している。

 フェリスさんは夫が高齢者施設に入っており、一人住まいだったが、ケアラーや家族の訪問がほぼ毎日のようにあった。

 消防局の検証の結果、「積み上げられたウィート・バッグは熱を放散することができずに中にこもり、袋の可燃物の発火点まで温度が上昇、発火した。フィリスさんは火を消そうとしたかどうかして、ウィート・バッグに近寄った。体の不自由なフィリスさんが火を消し止める前に着衣に燃え移った結果、フィリスさんは焼死した」と判断された。

 また、TFSのウエブサイトには、ウィート・バッグが住宅火災の出火原因になったことは過去に何度かあるとしている。
■ソース
Coroner urges caution with heating wheat bags after elderly Hobart woman dies in house fire

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