「当分利上げに転じる見込みはない」と中銀総裁

コロナウイルス不況脱出に向けて歴史的低利率

 11月3日、社会的距離規制下のメルボルン・カップ当日、中銀(RBA)理事会は、これまでの歴史的低利率をさらに書き換え、2020年初めの0.25%から0.1%に引き下げた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 フィリップ・ロウRBA総裁は、「以前の不況傾向に加えてコロナウイルスで徹底的な打撃を受けたオーストラリア経済の雇用促進と不況からの脱出に向けて」として、未曾有の金利水準を決定した理由を明らかにした。総裁は、「今後当分、利上げに転じる見込みはない」と語っている。

 そのため、0.1%という金利は2024年まで維持される見込みになっている。

 フィリップRBA総裁は、「失業率は今後8%まで上昇し、その後、2022年末までには6%程度に落ち着くだろう。ただし、支出を刺激する役には立たないため、マイナス金利にすることはほとんどあり得ない」と続けている。

 RBAは政策金利引き下げの他、3年国債利回りの目標を0.1%に引き下げた。この新利率はRBAのterm funding facilityにも適用される。

 また、RBAは、今後6か月の間1,000億ドルのオーストラリア政府債券を買い取り、インフレを促進し、貸し付けや投資を活発化する「量的緩和政策」を実施する考えを明らかにした。

 ロウ総裁は、「RBAは、雇用創出をサポートするためできることはなんでもするつもりだ。ありがたいことに、最近の経済データは予想していたよりも少しいいし、短期展望も3か月前に比べてましだ。それでも、今後の経済回復は多難で長期にわたり、また、ウイルスをどの程度制圧することができるかにかかっている。また、RBAは政府債券を必要なだけ購入する用意がある」と語っている。
■ソース
Reserve Bank cuts interest rates to record low of 0.1 per cent during COVID-19 recession

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