NSW州議会、NSW州首相の不正容疑で攻防戦

腐敗議員との仲や助成金不正疑惑など野党追及

 NSW州議会は、労働党が提出した「ベレジクリアン州首相の行為を腐敗摘発独立調査委員会(ICAC)に照会する」動議を上院では可決したが、保守連合議員が多数派を占める下院で否決された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 腐敗で辞職を余儀なくされたダリル・マガイア保守連合NSW州議会議員が腐敗の活動を行っている時期から腐敗が明るみに出た後も、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相がマガイア氏と男女関係にあったことが10月に州首相の口から明らかにされた。

 さらに、保守連合政権が地方自治体の反対を押し切って実施した「自治体大合併」の後に自治体への助成金として交付された巨額の95%が保守連合議員の選挙区に割り当てられていた事案でベレジクリアン州首相事務室が交付認可書類をすべてシュレッダーにかけて廃棄処分していたことが明るみに出た。

 NSW州議会野党労働党のアダム・サール上院党幹事は、「ベレジクリアン州首相は、マガイア議員のビジネスに関する利害が議員職と抵触する可能性があることを知りつつ、問題に取り上げず、さらにはマガイア議員との男女関係を明らかにすることもしなかった。州首相の行動は意図的であり、自分の州首相の地位を守るための行動だった」と提出動議発言を行っている。

 動議は上院では労働党と諸派無所属議員の賛成22票、保守連合議員の反対15票で可決された。

 労働党は、ベレジクリアン州首相が地方自治体助成金配分でも自由党選挙区に偏っていた事実についてもICACへの照会に含めることを求めていた。

 州首相事務室職員が、マガイア議員腐敗調査委員会で助成金交付認可書類を州首相の命令で廃棄処分したことを証言しており、サール労働党上院幹事は、「書類の廃棄は、州首相に何か隠さなければならない事実があったことを示している」と発言した。

 労働党の動議には緑の党、ワン・ネーション党などが賛成票を投じた。
■ソース
NSW Labor in bid to refer Premier Gladys Berejiklian to the ICAC over Daryl Maguire relationship and grants program

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