テルストラ、民営化以来最大の事業再編成計画

事業を3社に分割、将来的にNBN社買収か

 11月12日、オーストラリア電電公社民営化により創設されたテルストラ社が、事業を3社に分割する計画を発表した。一方、同社については将来的には政府持ち株企業の全国ブロードバンド・ネットワーク(NBN)社を買収するのではないかとの観測も現れている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 その他にもテルストラ社は再生可能エネルギー市場への参入を図っており、再生可能エネルギーへの投資で将来的に格安電力を消費者に再販する事業を進める可能性がある。

 同社のアンドルー・ペンCEOは、「テルストラ社3社分割案は民営化以来最大でもっとも複雑な事業再編成だ。2021年末までには分割計画を完成させたい」と語っている。

 同社の案によると、テルストラ・グループの3社は、ダクトやデータ・センター、海底ケーブル、交換局など固定インフラストラクチャを運営する企業、テルストラ社の携帯電話中継基地局を所有し、運営する企業、それに加えてテルストラ社の小売り部門を経営する企業となっている。

 ペンCEOは、「この再編成で中継基地局資産をさらに有利な事業活動に当てることが可能になる」としている。

 さらに、「この3社分割計画を進める上で、商業、規制、運営の3つの面の問題をすべて解決していかなければならない。そのためには社員や労働組合とも協議を進めなければならない」と語っている。

 ペンCEOの発表でテルストラ株は3%跳ね上がった。

 また、ペンCEOは、再生可能エネルギー市場への進出計画も明らかにしており、「計画はまだ初期段階だが、計画を進める上で必要なライセンスを申請する予定だから今後何週間かの間に公になることだ。テルストラ社は国内でも有数の電力エネルギー消費者であり、電力売買契約でも再生可能エネルギーを支持している。将来的にはゼロ・エミッションに持っていきたい」と語っている。

 テルストラ社が3社分割することで、NBN社が将来的に完全民営化された段階でテルストラ社のインフラストラクチャ経営部門がNBN社を買収することが可能になると見る筋もあるが、ペンCEOは、「そのためにはNBN社が採算に乗る必要がある。また、民営化されることがあっても何年も先のことだろう」と語っている。
■ソース
Telstra plans biggest restructure since privatisation, push into renewable energy

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