「SA州のコロナウイルス・スーパー菌株説は誤り」

専門家がSA州主席医務官らの発言に反論

 SA州ではたった1人の感染者から1週間を経ずに20人を超える感染者に増えた。そのため、SA州の主席医務官らは、「増殖が速く、感染後24時間で無症状のまま感染力を持つようになるスーパー菌株だ」と発表してが、専門家は、「そのようなことはあり得ない」と反論している。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 11月18日、6日間の州全土ロックダウンが宣言されたSA州では州保健局が、「今回のコロナウイルスは1人から瞬く間に23人のクラスターに広がっている。このウイルス株はこれまでの株よりも感染力が強く、症状を引き起こさないうちに感染から24時間で感染力を持つまでになっている」と発表していた。

 SA州のこの第二波のコロナウイルスの遺伝子データはまだ発表されていないが、これが明らかになれば新たな突然変異が突き止められる。しかし、そのデータがまだ発表されない段階で複数の専門家が、「そのような突然変異のウイルスが世界のどこにも見つかっておらず、スーパー菌株というのは科学的信頼性に欠ける」としている。

 NSW大学カービー研究所の疫学者で感染症研究者のグレッグ・ドア教授は、「たわごと」と決めつけており、「SA州の場合は自分達の検査結果を誤解している。ウイルス自体はまったく変わっていない。検出方法が変わっただけだ」と語っている。また複数の専門家が、「新種の、これまでより危険なウイルス株がSA州に出現することはほとんどあり得ない」と批判している。

 11月19日、ニコラ・スプリア主席医務官は、「州内に出回っているコロナウイルスは潜伏期間が非常に短い。感染から24時間以内に感染力を持つようになる」と繰り返し強調している。

 スティーブン・マーシャルSA州首相は、クラスター発生当初は、SA州のコロナウイルスが非常に感染力の強い株だと言っていたが現在では、「新しいウイルス株はこれまでに見たことのないようなまったく異なるおそろしいタイプだ」と語っている。
■ソース
Experts rubbish SA coronavirus ‘super strain’ claims

 幌北学園 blancpa novel-coronavirus nichigowine  kidsphoto

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