シドニー市で数千人に自己隔離呼びかけ

感染者、都市圏南西部と都心で鉄道利用

 12月3日、NSW州保健局は、シドニー都市圏南西部と都心の間の鉄道を利用している市民に14日間の自己隔離を呼びかけた。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 帰国者を収容する2つの隔離ホテルに勤務する女性が検査で陽性と判定されたため、NSW州の市中感染ゼロ記録が26日で終わり、2021年新年に向けてコロナウイルスを根絶する希望も絶たれた。

 市中感染ゼロが28日間続けば市中からウイルスが根絶されたと考えることができる。

 グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、「この感染者発生は非常に危険で流動的な状況だ。毎週3,000人のオーストラリア国民が帰国しており、しかも、世界各地で非常な勢いで感染者が発生している状況では常に警戒していなければならない」と語っている。

 陽性判定を受けた女性はミント在住で鉄道でセントラル駅に行き、そこからライトレールで帰国者隔離所になっているダーリング・ハーバーのノボテル・ホテルに土曜日から月曜日まで勤務しており、さらに11月27日にはアイビス・ホテルにも勤務していた。この陽性判定から、現在は女性から検出されたウイルスがノボテルに隔離中の帰国者と同じ株のウイルスかどうかゲノム解析を急いでいる。

 12月2日には女性の家族も検査を受け、いずれも陰性と判定された。両ホテルに勤務する従業員にも検査の呼びかけがなされている。

 また、先週金曜日から月曜日までの期間に女性が利用している鉄道区間を乗車した市民にも検査の呼びかけが出されている。

 ケリー・チャント主席医務官は、「特別な警戒のため、これまでのように発症を待つことなく、心当たりの市民すべてに直ちに検査を受けるよう呼びかけている。状況把握が進めば呼びかけを緩和することも考える」と語っている。

 また、保健局や接触追跡班も懸命の努力で女性の感染経路を調査している。
■ソース
Thousands in Sydney asked to self-isolate as virus ‘elimination’ pushed to 2021

 幌北学園 blancpa novel-coronavirus nichigowine  kidsphoto

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る