今年のクリスマスは値下がりしたロブスターのご馳走

豪との外交貿易摩擦で中国政府が輸入禁止措置

 毎年クリスマス・シーズンはエビの消費量が跳ね上がる時期だが、今年は庶民には手の届かないロブスターがパーティ食卓にのぼる可能性もある。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 豪産ロブスターの90%以上が中国に輸出されているという説もあるが、先月には中国政府が、豪産の活ロブスターから高濃度の重金属が検出されたとの理由で時間をかけて検査し、3隻の活ロブスターの積荷を死滅させた上に輸入禁止措置を発表している。

 出荷シーズン直前の中国政府の措置でオーストラリアのサザン・ロック・ロブスター生産者は大打撃をこうむっており、業者は地域の漁港でキロ$30から$50という記録的な安値でロブスターを売りさばいている。また、VIC、TAS、SA3州のロック・ロブスター業界は国内向けに記録的な量を出荷し始めており、国内消費者がこのチャンスを逃さず、ロブスターを大量に消費し、豪中貿易摩擦のあおりを受けて苦境にある業界を支援することを期待している。

 TAS州西海岸のあるロブスター業者は一般市民相手にストローン埠頭で直売を始めているが、漁船を沖に出すだけでロブスター1kgあたり$30のコストがかかるため、直売で1kg$30では遊びでやっているようなもの。1kg$40でも遊びでやっているようなものだ」と語っている。

 一方、SA州のロブスター輸出業者は、地元スーパーマーケット・チェーンとロブスター納入契約を成立させることでロブスター業者に活路を開き、「冷凍や料理したてのロブスターをチェーンを通して流通させることができるのではないか。これで業者が漁に出るようになればいい」と期待している。

 SA州ポート・マクドネル漁業組合のロジャー・カティング組合長は、「今回の危機は過去50年で最大の危機だ。これからどうなるのかさっぱり分からない。中国が歩み寄る気があるのかどうか。見通しは暗い」と語っている。
■ソース
Cheap lobsters on offer for Christmas tables as prices plummet due to China import ban

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