「LGBTIQ+に職業・政治観の差別持ち込まない」

シドニー・マルディグラ、警察・自由党排除動議否決

 シドニー・マルディグラの会議で、「警察官、刑務官、自由党政治家の参加を永久に認めない」とする動議が否決された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この動議は、「Pride in Protest」グループが、「一部の参加者の間で、警察官、刑務官の行進参加に不安を感じるという声がある」としていたもので、もう一つの動議は、「連邦首相、NSW州首相に対して参加拒否を公式に明らかにする」というもの。

 マルディグラ主催委員会の年次会議の場で、「Pride in Protest」グループは、パレードを1978年の最初の同性愛者迫害に対する抗議行動のルーツに戻すことを主張している。1978年の抗議行動は同性愛を禁じるNSW州法に対する抗議であり、抗議行動が警察の暴力的な参加者逮捕に終わり、メディアが参加者の氏名を報道したことで多くの参加者が解雇された事件の顛末がマルディグラ・パレードの起源になっている。

 12月5日の会議で、261人が「2021年のパレード以降、警察官、刑務官の参加を禁止する」動議に賛成し、327人が反対した。

 マルディグラ主催委員会が声明を発表し、「LGBTIQ+の個人やグループを、職歴、団体、政治的関係などを理由に排除することは、すべての人の社会的包含を目標とするマルディグラの主旨に添うものではない」と述べている。

 一方、「Pride in Protest」グループは、「私達は個人を排除するものではない。警察官や刑務官であっても個人として、あるいは他の社会的名目のフロートで参加することはできるが、NSW州警察や矯正局の旗を掲げて参加することに反対しているだけだ」と述べている。

 また、会議では、「スコット・モリソン連邦首相やグラディス・ベレジクリアンNSW州首相の参加を公式に禁じるべきだ」とする動議も出されたが、324票対169票で否決された。

 委員会は、「連邦首相と州首相は個人的に招待されておらず、参加を禁じることで社会正義を達成できるものではない」と述べている。

 また、「先住民族の個人が警察や刑務所などに勾留中に警察官の暴力や病死、自殺などで死亡する事件に抗議するBlack Lives Matter運動に対してマルディグラ主催委員会が明確に支持と連帯を表明すべき」という動議も321票対180票で否決された。

 LGBTIQ+の警察官は1998年以来、州警察の名前で団体参加しており、2019年にはマイケル・フラー警察長官が1978年の警察官の暴力行為を公式に謝罪し、抗議行動参加者に対する判決はすべて削除されている。
■ソース
Sydney Mardi Gras votes to keep NSW Police and Liberal Party at future parades

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