「危険なセルフィーに命を賭ける価値はない」

VIC州グランピアンズ国立公園で女性転落死

 12月12日、VIC州グランピアンズ国立公園内の崖で展望台の柵を乗り越えて崖っぷちに立つ写真を撮ろうとした女性が足を滑らせて80m転落、死亡した。

 ライザ・ネビルVIC州政府警察大臣は、「柵を乗り越えて写真を撮ろうとする人が多く、これまでも警告してきた。どんな写真も命を賭けるほどの価値はない」と嘆いている。

 事故があったのは、VIC州西部、メルボルン市の東北東の峻険な山岳地のボロカ展望台で、ブルーマウンテンのような切り立った崖で知られている。

 グランピアンズ国立公園を包む地域でモーターサイクル・ツアー・ガイドをしているグレアム・ウッド氏は、「展望台の安全柵を乗り越える観光客は跡を絶たず、いつか人が落ちることになると警告してきた。昨日も展望台には大勢の人がいて、柵を乗り越えて崖っぷちに近づく人を見た」と語っており、「私達がボロカ展望台を離れてから30分ほどの間に事故が起きたようだ。偶然だろうが、事故を聞いてショックだった」と語っている。その地域は美しい風景だが、人は安全柵の内側からその風景を楽しむべきだと思う。人が柵を乗り越えるのをどうやって防ぐことができるのか分からないが、今回の事故がみんなの教訓になればと思う。誰でも常識を働かせるべきではないか」と語っている。

 警察は検視報告書を用意しており、「転落したのはメルボルン都市部北部クレイギーバーン出身の38歳の女性で、安全柵を乗り越える際に足を滑らせて転落した」ものとみている。

 ネビル警察相は、「女性はいい写真を撮りたがったのだろうが、ソーシャル・メディアのために危険な写真を撮るのはやめてほしい。安全に風景を楽しみ、写真を撮るだけで満足して欲しい。危険な写真に命を賭けることはない」と語っている。

 VIC州公園局はグランピアンズ国立公園の風景管理計画の草案を編成しており、現場が観光客で混雑しがちなのも原因しているかも知れない。また、現在の安全柵や立て札はこのような行為を防ぐには十分ではないかも知れない」と発表している。
■ソース
Tour guide says people routinely climb fence at Boroka Lookout in Grampians National Park

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