NSW州、ベレジクリアン州首相「マスク励行を」

医学専門家の「マスク義務化」要求に抵抗

 NSW州ではマスク着用について州政府と医学専門家の間で意見が対立している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 NSW州では医学専門家が、「州政府は公共の場でのマスク着用を義務化すべし」と要求してきたが、グラディス・ベレジクリアン州政権は、公共交通機関内、雑踏などの公共の場で1.5mの社会的距離を保てない場合、公共の屋内ではマスクを着用するよう呼びかけているが、あくまでも励行呼びかけであり、強制力を伴う義務化は拒否しており、その理由も明らかにしないため、専門家らから批判を受けている。

 ベレジクリアン州政府は、ブラッド・ハザード保健相、ケリー・チャント主席医務官がベレジクリアン州首相と毎朝の記者会見に出席しており、ノーザン・ビーチーズ・クラスターで90人の陽性者が出ている状況でも、「マスク着用を強く奨励する」に留まっている。

 12月21日も、ハザード大臣は、「私が、また州政府が大シドニー地域の全住民にお願いする。少なくとも23日に規制とロックダウンの再検討を行うまではマスク着用を励行していただきたい」と語り、チャント主席医務官は、「このクラスター発生に対して、市民一人一人の協力を必要としている。州民に私の心からの感謝の気持ちを述べたい」と語っている。

 グレッグ・ハント連邦保健相は、保健専門家パネル「Australian Health Protection Principal Committee(AHPPC)」を引用して、NSW州政権の立場を支持している。

 しかし、豪医師会(AMA)のオマール・ホルシッド会長は、マスク着用義務化が現在のクラスターを終熄させる助けになると強調し、NSW州政府の「強く勧告する」ではまったくあいまいなメッセージに終わっていると批判している。

 また、ABC放送の保健専門家、ドクター・ノーマン・スワンは、「ベレジクリアン州政府は州全域を直ちにロックダウンし、また、マスク着用を義務化することは当然の措置だ。未だに『着用をお願いする』で済ませているのは常軌を逸している。VIC州政府が第二波初期に過ちを犯したように、NSW州政府も今過ちを犯している。今、徹底的な対応をしなければクリスマスがスーパースプレッディングになることを覚悟しなければならない」と語っている。
■ソース
Should masks be compulsory while NSW battles the Avalon COVID outbreak? The Government says no, but some experts disagree

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