カンタス、JALとのタイアップ計画

コロナウイルス後の事業復活に

 12月23日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、カンタス社がJAL(日本航空)との合弁事業を提案したことを伝えている。

 この合弁事業は、両国間の航空旅客市場の70%を抑え、スケジュール、運賃などを調整し、収入を両社で分配する体制を目指している。

 アラン・ジョイス・カンタス会長は、コロナウイルス蔓延前には大きく盛り上がり始めていた両国間の国境が再開されれば、旅客輸送は急速に回復するだろうし、両社の提携で両国の間に新しい路線を開拓することも可能ではないかと語っている。

 ただし、両国間の旅客輸送航空企業は他に1グループしかないため、豪州競争消費者委員会(ACCC)の厳しい審査が予想される。

 2019年にはカンタス社と同社の低料金企業、ジェットスター社が両国間市場の60%を占めており、JAL社が10%、ANA社が8%を占めるにとどまっていた。2020年3月にはバージン・オーストラリア社がANAとのコードシェアで東京羽田空港への路線を発足させる予定だったがコロナウイルス・パンデミック発生で計画は凍結された。さらに、4月にはバージン・オーストラリア社が管財人の手に渡り、今後18か月から2年くらいは長距離国際線事業を再開する見こみがなくなっている。

 それでも、カンタス社はACCCへの申請書に、バージン社が日本との航空路線の再開を考えており、特にANAは積極的で強力な競争企業になると述べている。

 さらにカンタス社は、中継地を経由するシンガポール航空とキャセイパシフィック航空は、2019年にはそれぞれ7%と6%のシェアを持っており、国際線が復活すればいずれも積極的な攻勢をかけてくるだろうとしている。

 同社の申請書は、「合弁企業は本質的に消費者の利益を最大化するように機能し、合弁企業がない場合に比べるとより激しい競争市場を形成し、より大きく迅速確実な公共の利益を確保することになる」と述べている。
■ソース
Qantas eyes Japan Airlines tie-up to kick-start COVID revival

 幌北学園 blancpa novel-coronavirus nichigowine  kidsphoto

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