「規制のクリスマス、大晦日緩和はリスク」と専門家

シドニー・ノーザン・ビーチーズ・クラスターで懸念

 アバロン・クラスターが徐々に拡大し、シドニー都市圏一帯の商業施設も次々と警報リストに上がる他、陽性者3人が都心部に勤務していることが明らかになった。専門家は、「クリスマスから大晦日にかけてのお祭り気分がブレークアウトを引き起こすリスクがある」と懸念している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 最悪シナリオとして、少人数の家庭のクリスマス・パーティで自覚していない陽性者から感染し、感染を自覚しないまま大人数の大晦日のパーティで他の者を感染させるスーパースプレッダーになるおそれがある。

 NSW大学のカービー・インスティチュートのバイオセキュリティ・プログラムを指導するレイナ・マッキンタイア疫学教授は、「12月26日のボクシング・デー・セールスにはデパートなどの店内が大勢の買い物客で混雑することになる。これが火種になるおそれがある。中国で最初に感染が広まったのも旧正月の連休時期だった。この時期にみんながマスクをすれば感染のリスクを大幅に減らすことができるはず。マスク着用を義務づけても経済に影響はない。コロナウイルス感染予防としてはもっとも簡単に最大の効果が上げられる手段だ」と語っている。

 ラ・トローブ大学の疫学専門家、ハッサン・バレー氏もマスク着用義務化に賛成しているが、問題は着用を義務づけた場合にも取り締まりが困難と言うことだ」指摘している。

 マッキンタイア教授は、「マスク着用義務化の他にも大晦日直前にシドニー都市圏をロックダウンする方法もある。クリスマスと大晦日の間の時期は感染リスクが最も高い時期だ。また、感染リスクを引き下げる手段を周知徹底しなければならない」と語っている。

 さらに、「なぜ来年3月までワクチン認可を待つのか? ファイザー、バイオンテック両社のワクチンはアメリカとイギリスで認可されており、オーストラリアもファイザー、バイオンテック社と協定を結んでいる。それなら待つこともなくワクチン接種を進めればいいではないか。国民の大多数が免疫を持っていない現在、認可を3月まで遅らせるのは間違いだ」と語っている。
■ソース
With Sydney coronavirus outbreak, experts fear Christmas could lead to ‘worst-case scenario’ for New Year’s Eve

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日豪プレス 配布場所   日豪プレス 新刊発行    Oishii Japanese Restaurant Guide

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