NSW州、1,700万ドルで野生犬フェンス延伸計画

完成後は世界最長1,325kmの州境フェンスに

 ディンゴ・フェンスの名で知られる「NSW Border Wild Dog Fence(野生犬)」はQLD州東部からNSW州の州境に沿って南下し、さらにSA州をうねって通過する。

 NSW州政府は州境のこの「NSW Border Wild Dog Fence」を予算1,700万ドルで724km延伸し、完成すれば総額3,750万ドル、1,325kmのフェンスになる。このタイプのフェンスでは世界最長級としている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 家畜を襲う野生犬の被害はNSW州だけでも年間何百万ドルにものぼるとされており、完成すれば、毎年野生犬の被害に悩む農家を救うだけでなく、農村部の町の経済をうるおす事業にもなる。

 ジョン・バリラロ(国民党)NSW州副首相は、「このフェンス建設事業の入札募集を開始する。NSW州農村部のほとんどの地域がコロナウイルス、ブッシュファイア、記録的な旱魃の被害からの回復の緒に就いたばかりといえる。従って、フェンス建設事業には優先して地元業者を採用することが重要だ。そのため、NSW州政府は、個別の工期ごとに地域建設業者に見積もりを出せる資材納入業者組織を設立し、入札手続きの際に地域建設業者を支援する体制を整えてきた。各建設工期は50kmから120km程度の長さになる。従って、地元の中小納入業者にとっても十分に建設事業に参加する余地がある」と語っている。

 州政府のアダム・マーシャル農相は、「農家の野生犬による被害は州西部だけでも年間2,500万ドルを超える額になる。羊や牛などの家畜を襲って殺したり、負傷させたりする野生犬の被害は州西部だけでも年間2,500万ドルを超える額になる。この1,700万ドルの事業計画で地元業者が資材、労働力供給に参加することができ、州西部の経済刺激策になることと期待している」と語った。

 フェンスは2022年中期完成の予定。
■ソース
NSW Government calls for bids for $17m wild dog fence extension

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