1月8日全国閣僚会議臨時会合で対策協議

感染力の強いイギリス系新突然変異株

 イギリスのロンドン周辺地域でこれまでよりも感染力の強いコロナウイルス突然変異株が確認されており、オーストラリアにも海外帰国者から単発的に同株が検出されている。

 この新突然変異株問題ですでにイギリスからの渡航を禁止している国があるが、連邦政府と州首相、準州主席大臣で構成する全国閣僚会議の臨時会合が1月8日に開かれ、このイギリス系のコロナウイルス突然変異株に対する対策を協議することになった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この全国閣僚会議は2月まで休会の予定だったが、スコット・モリソン連邦首相がソーシャル・メディア経由で、「ポール・ケリー主席医務官を通して特別会合を提案した」と発表している。

 この全国閣僚会議特別会合では海外からの帰国者、渡航者のコロナウイルス安全措置を強化するかどうかなどが議題にのぼる予定になっており、国内で新種株対策の話し合いを求める声が高まっていたことからモリソン首相のこの発表になった。

 ケリー・チャントNSW州主席医務官は、「この突然変異株に対しては、国民の安全を図り、最大級の感染防止措置を維持するため、国内統一対策が必要だ」と語っている。

 また、「新種株はどこにでも存在する可能性があり、手抜きは許されない。検査を増やしたり、搭乗前のスクリーニングも場合によっては有効だが、一回の検査では確実なことは分からない。検査を受けた後に機内で感染力を持つこともあり得る」と語っている。

 また、Melbourne School of Population and Global Healthのトニー・ブレークリー疫学教授は、「高リスク国に対して国境を閉鎖しないなら、新種株がオーストラリア社会に入り込まないようもっと厳しい措置を取るしかない。隔離措置を取っていてもウイルスがすり抜けてオーストラリア社会に入り込むことはすでに見てきたとおりだ。しかも、この新種株は感染力が従来より強いだけにちょっとした隙をすり抜けて社会に広がる可能性は高い。新種株ウイルスはオーストラリア社会に入り込んで大きな脅威になるだけでなく、これまでの株よりももっとオーストラリア社会に入り込む可能性が高い」と分析している。
■ソース
National Cabinet to meet on Friday to discuss mutant UK strain of COVID-19

 幌北学園 blancpa novel-coronavirus nichigowine  kidsphoto

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