WA州パースのロックダウンでパニック買い起きる

マクガワン州首相の鎮静呼びかけの声も届かず

 1月31日、隔離ホテルの警備員がコロナウイルス陽性と判定されたため、マーク・マクガワンWA州首相がパース市に5日間のロックダウンを実施すると発表した。これに対してパース市民が一斉にスーパーマーケットなどに押しかけ、商品棚をすっかり空にするパニック買いが起きている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 過去9か月で初めてのロックダウンを目前にして、マクガワン州首相は、「ロックダウンの間も小売店は営業を続け、市民は食料必需品購入のために外出することができる。落ち着いて、理性的に行動してもらいたい。あわててスーパーマーケットに走る必要はない」と呼びかけている。

 しかし、発表から30分も経たないうちにスーパーカーケットのレジには長い行列ができ、トイレット・ペーパーの商品棚はすっかり空になってしまった。

 WA州警察は、必要があれば小売店の保護のために要請があれば出動すると発表している。

 ロックダウンは1月31日午後6時(大陸西海岸時間帯)にパース都市圏、ピール地域、南西部地域を対象に実施されるが、ロックダウン中も商品の輸送は続けられ、食料品その他の物資の供給は滞りなく続けられる。

 マクガワン州首相は、市民に向け、家族や他の人の立場も尊重し、特に必要不可欠な任務に従事したり、商品物資の供給に努めている人々への敬意を忘れないようにしてもらいたいと語っている。

 WA州警察のクリス・ドーソン長官も、「人々に配慮してもらいたい。このパニック買いやそれに類したことはつつしんでもらいたい。社会の平和を守るために警察官が市中をパトロールする。また、今週は炎天下が続くため、コロナウイルス検査所でも暑いさなかに行列に並ぶことにもなりかねないが、協力をお願いしたい」と発表している。

 このロックダウンでは、買い物に行く時など外出にはマスク着用が義務づけられている。
■ソース
Panic buying in Perth as lockdown begins despite Premier Mark McGowan’s plea for calm

    日豪プレス キレイになろう特集 テイクアウェイ特集2020

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