「走る車のブレーキライトから手が伸びて振っていた」

トラック運転手とっさに警察に通報、負傷女性を救助

 NSW州南部高原地帯を走るヒューム・ハイウェイで走行中の乗用車の割れたブレーキライトから人の手が出ており、合図していた。後を走っていたトラックの運転手がこれに気づき、警察に通報、警察が車のトランクから女性(24)を救出、車に乗っていた女性2人を取り調べるというドラマのような事件が起きた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 警察発表によると、ヒューム・ハイウェイの南行き車線を走っていたトラックがフェザンツ・ネクストで前を走る白のホールデン・コモドアのブレーキライトが割れており、中から人の手が合図しているのに気づいた。

 トラック運転手の通報で警察が問題の乗用車を捜索した結果、20分後にベリマで発見、女性を救出した。

 ブレンダン・バーニー警部は、「車の後部から出ている手の合図に気づいた運転手の機転で無事に女性を救出することができた。運転手には感謝してもしきれない。運転手の適切な措置がなければ事件は悲惨なことになっていたかも知れない。女性が大きなケガもなく発見されたのは不幸中の幸いだった。女性はしばらく病院で治療を受けることになるだろう」と語っている。

 さらに、「女性は膝、太もも、前腕に刺し傷を負っており、救急隊が現場で応急処置をした上でシドニー都市圏西部のリバプール病院に輸送した。傷はいずれも致命的なものではなく、容体は安定しており、警察の事情聴取に応じている」と発表している。

 さらに、「18歳と24歳の2人の女性が南部高原警察署で事情聴取に応じており、まだ誰も起訴されていない。これまでの状況と証言から、被害者はキャンベルタウン近辺で刺された模様だが、被害者と2人の女性の関係がまだ明らかになっていない。3人はシドニー都市圏在住のようだが、南部高原地域に移動してきた理由などはこれから明らかになると思う」と語っている。

 また、ホールデンも警察に押収され、鑑識が調べている。
■ソース
Woman found with stab wounds in boot of car in Berrima after waving for help from broken tail light

    日豪プレス キレイになろう特集 テイクアウェイ特集2020

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