「ワクチンで州境閉鎖不必要になることを期待」

ジャネット・ヤングQLD州主席医務官が発言

 2月20日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、QLD州のジャネット・ヤング主席医務官が、「コロナウイルス・ワクチン接種が国内全体に広まっていけば、州境閉鎖やロックダウンをしなくてもよくなるだろう」と語ったことを伝えた。

 ヤング主席医務官とアナスタシア・パラシェイQLD州首相は、コロナウイルス蔓延の事態に際して州内のウイルス蔓延のリスクを最大限に避ける戦術を採ってきており、しばしば、「やり過ぎ」の批判を受けてきた。

 そのヤング主席医務官が、「ワクチンの普及で州政府のアウトブレーク対応も全面的に違ってくる。ワクチン普及率が高まればもうロックダウンをする必要もなくなる。絶対にとは言えない。いつでも必要な時に発動できるようにしておかなければならないが、今後、ロックダウンを必要とすることはなくなるだろうと思う」と述べている。

 1月にQLD州でホテル隔離海外帰国者から感染力の強いイギリス型コロナウイルス新種が漏れ出し、1人が感染した時に3日間のロックダウンを勧告したのはヤング主席医務官で、そのロックダウンの期間に市中感染は発生しなかった。

 また、他州でアウトブレークが起きた時に州境閉鎖を勧告し、家族が分断されたり、旅行者や州境周辺地域住民に不便を来たした。

 ヤング主席医務官は、「州首相に州境閉鎖を勧告することは正直言ってやりたくないことだ。それでも感染リスクを抑えることが重要だと考えている」と語っている。

 さらに、「ワクチンが豊富に用意されるということは、今後地域的なアウトブレークがあれば、ロックダウンの代わりに、包囲接種といって、その地域に集中してワクチンを投与することで対応できるようになると思う。

 また、「医務官や他の専門家も、イギリス型、南ア型のコロナウイルスの挙動をより良く理解するようになってきている。アウトブレークへの対応もできるようになっているが、問題になるのは新変種株だが、この2種については把握できるようになってきている」と語った。
■ソース
Queensland’s Chief Health Officer hopes vaccines will end border closures

 幌北学園 blancpa novel-coronavirus nichigowine  kidsphoto

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