ポーランドからの戦後移民女性、ワクチン接種第一号

モリソン連邦首相も安全性宣伝で1日早く接種受ける

 2月22日からのコロナウイルス・ワクチン全国接種作業を前に、21日、第二次世界大戦を生き延び、オーストラリアに移民して70年以上をこの地で暮らしてきたポーランド人移民、ジェーン・マリシアクさん(84)が全国に先駆けてワクチン接種第一号になった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ヨーロッパからの戦後移民の一人として多文化社会を象徴するマリシアクさんは、この日、シドニー都市圏のカースル・ヒル・メディカル・センターで、「ワクチンは怖くない。2度打ってもらう。2人の息子は私がここにいることを知らない」と語っている。

 スコット・モリソン連邦政府がコロナウイルス・ワクチン全国接種作業の宣伝のために作業開始前日に設定したこのイベントにはマリシアクさんの他にもオーストラリア社会に貢献する草の根を代表する人々が初のコロナウイルス・ワクチン接種を受けた。

 また、ワクチンへの信頼性を国民に示すため、モリソン連邦首相もファイザー・ワクチン接種を受けた。

 ジェーンさんと同じように高齢者介護施設に住むポール・ラッセルさん、ローレル・グレイさんも接種を受け、「予防接種第一号に選ばれたのはとてもうれしい」と語っている。

 続いて、オーストラリア国境警備部(ABF)からも代表して3人が予防接種を受けた。

 アリシャ・エアーさんとジョン・バッテンショーさんは現在シドニー国際空港で海外からの帰国者や渡航者の対応にあたっており、ワクチン接種最優先グループに指定されている。また、3人目のボイド・シャティロン伍長は政府の隔離遵守監視(QCM)プログラムでシドニーのQCMホテル担当チームのチーム・リーダーを務めている。

 カースル・ヒル・メディカル・センターの看護師は、「看護師免疫接種担当者として訓練を受けており、ワクチンの大切さ、ワクチンが社会にどれほど貢献しているかを直接見聞きしてきた。コロナウイルスで患者がどれほど苦しい目に遭うかをよく理解しており、ワクチンは個人を救うだけでなく、オーストラリア社会の正常化を支援することができる」と語っている。
■ソース
Jane Malysiak becomes Australia’s first recipient of the coronavirus vaccination

 幌北学園 blancpa novel-coronavirus nichigowine  kidsphoto

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