QLD州政府、州最北部観光バウチャー計画発表

コロナウイルスと規制で打撃受ける地域経済支援

 3月7日、QLD州政府が、コロナウイルスとそれに対する規制で特に甚大な打撃を受けている州最北部の観光業界を支援するため、州民に同地域の観光アトラクションでのみ使えるバウチャーを発行する計画を発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 3月7日、アナスタシア・パラシェイQLD州首相は、州政府とTourism Tropical North Queenslandとが共同で編成した「ケアンズ・ホリデー・ダラーズ」プログラムを発表した。

 同地域の観光業界はコロナウイルスのために22億ドルの損失を抱えており、この$200のバウチャー・プログラムは、その業界を支援するために計画された。

 応募希望者は、3月8日からQueensland.comにアクセスして応募手続きをすること。また、バウチャーは、ケアンズ、グレート・バリア・リーフを中心とするQLD州最北部の観光アトラクションのみを対象としている。

 パラシェイ州首相は、「他の州でも同様の制度が実施され、効果を上げている。QLD州政府も、観光業界が求めてきたのもこのような施策だと考えており、業界と協議した結果、このプログラムを編成した」と語っている。

 当選者15,000名にはバウチャーが与えられ、このバウチャーで対象となっている観光アトラクションの半額割引が受けられる。ただし、この割引額は上限$200となっており、しかも一度しか使えないため、$400未満の観光アトラクションではその料金の半額の割引で打ち切りとなる。

 さらにパラシェイ州首相は、「今後は他州民をQLD州に呼び寄せ、QLD州観光を支えてもらうことも考える」と語っている。

 スターリング・ヒンチクリフ観光相は、バウチャー15,000枚のうち2,000枚は州最北部住民に割り当てられており、観光オペレータは使用バウチャーをできるだけ速やかに現金化できるようにする」と発表している。

 バウチャーの申し込みは3月8日から3月11日まで。また、バウチャーの有効期間は3月15日から6月25日までとなっており、その期間内に使わなければならない。パラシェイ州首相は、バウチャーの未使用分もそのまま州政府財政に戻されず、再割り当てを考える、としている。
■ソース
Queenslanders set to be offered vouchers to boost tourism in state’s far north

    日豪プレス キレイになろう特集 テイクアウェイ特集2020

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