全国閣僚会議、ワクチン接種プログラム新規編成

連邦の意思疎通の悪さに「透明性」要求の声

 4月19日の全国閣僚会議で、連邦、州、準州の首相、主席大臣は、困難続きのコロナウイルス・ワクチン接種全国プログラムを一旦破棄し、新規編成する考えを話し合った。

 一方、これまでも連邦政府の意思疎通の悪さが州政府や接種担当の医療従事者から指摘されることがあり、今回も、「接種プログラムの透明性」を求める声が上がっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この全国閣僚会議では、1bカテゴリーを現在の70歳から50歳にまで引き下げ、接種プログラムを迅速化することで合意をみた。オーストラリアにはアストラゼネカ、ファイザー両ワクチンを合わせてこれまでに400万用量ほどの供給があったが、実際にはまだ160万用量ほどしか接種作業が済んでおらず、スコット・モリソン連邦首相も遅れを認め、州、準州に大幅な協力を依頼し、州、準州もこれを了承した。

 このような連邦、州、準州の動きとは別に実際のコロナウイルス・ワクチン接種作業を管轄しているNational COVID-19 Commissionのジェーン・ホルトン氏は、「ワクチンの一部は2回目の接種のために確保してあるが、残りについてどうなっているのか訳が分からないところがある。何がどこにどれだけあるのかということを明確にしなければならないと思うが非常に難しいことになっている。どこかに眠っているはずなのだが、どこにあるのか誰も把握していないのではないか。100万用量がGPの冷蔵庫にないことは確かで、それを速やかに接種したいところだ」と語っている。

 全国閣僚会議でモリソン連邦首相は、「大規模接種センターの運営はワクチン在庫が重大なカギになるが、ファイザー・ワクチンやまだ認可を受けていないノババックス・ワクチンが今後10月まで何百万用量も入荷することはない」と語っており、これまで2aカテゴリーになっていた50歳から69歳までの人口を1bカテゴリーに移すことで比較的在庫の多いアストラゼネカ・ワクチンの接種を進めることを狙っている。

 今年中にファイザー・ワクチン4,000万用量の入荷と、メルボルンのCSL社でのアストラゼネカ・ワクチンのライセンス生産5,000万用量が期待されている。

 ホルトン氏は、「コロナウイルスもインフルエンザのように毎年新しいタイプが生まれ、毎年接種しなければならないようになる可能性が高い。それに合わせて、毎年必要量を生産できる体制が望まれる」と語っている。
■ソース
Calls for greater transparency as National Cabinet seeks to reset Australia’s troubled COVID-19 vaccination program

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