NSW州の医療従事者ワクチン接種予約80%激減

アストラゼネカ・ワクチン血栓症問題で5万人が未接種

 4月22日付ABC放送(電子版)は、NSW州政府のブラッド・ハザード保健相が、「州の医療従事者のアストラゼネカ・ワクチン接種予約が70%から80%減少した」と発表している。

 全国で約80万人が同ワクチン接種を受けたが、そのうち3人が血小板減少症候群を伴う血栓症と診断され、2人は快復に向かっているが、1人は死亡した。いずれも50歳未満。4月初め、この事故を受けて連邦の専門家パネルが、「アストラゼネカ・ワクチンは50歳未満には、本人の希望がない限り、適用しないこと」と連邦政府に勧告した。

 NSW州ではまだ5万人ほどの医療従事者が未接種になっているが、ハザード保健相によると、この2週間で医療従事者の接種予約取り消しや不参が急増しており、医療従事者の間の動揺がうかがえる。

 連邦政府の発表前にはシドニーのワクチン接種ハブで1日に医療従事者128人がアストラゼネカ・ワクチン接種を受けたが、2週間後には1人も現れなかった。

 そのため、ハザード大臣は、「今後2,3週間の間に何とか盛り返したい」と語っている。

 医療従事者の約半数が50歳未満とみられるが、アストラゼネカ・ワクチン拒否の医療従事者の年齢構成はまだ把握できていない。

 ハザード大臣は、「2週間前の連邦首相とグレッグ・ハント連邦保健相の発表で社会全般にアストラゼネカ・ワクチンに対する不安が広がっていることは明らかだが、国境閉鎖を解除するためにはウイルスに対する対応を考えなければならず、社会全体のコロナウイルス・リスクという問題の中で個人個人が態度を決めなければならない。また、NSW州民はパンデミックの最悪の事態を免れてきたためにワクチンを打たなくても大丈夫という気持ちになっていることが心配だ。VIC州は何度か厳しいアウトブレークを体験しているため、NSW州民よりもはるかにワクチン接種に積極的なようだ。VIC州民は、国境を再開すればアウトブレークを防ぐことが重大問題と言うことを痛感しているようだ」と語っている。

 医療従事者はファイザー・ワクチンか、アストラゼネカ・ワクチンのどちらかの接種を受けることになっており、郡部の医療従事者は全員がアストラゼネカ・ワクチンを受けているが、シドニー都市圏で起きているような医療従事者の接種予約取消や不参という問題はほとんど起きていない。
■ソース
‘Dramatic’ 80pc drop in NSW’s COVID-19 AstraZeneca vaccinations among health workers

 Ryukyu Bijin Yuzu Sparkling 幌北学園 blancpa kidsphoto nichigowine 
    日豪プレス キレイになろう特集 テイクアウェイ特集2020

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る