ピーター・ガットウェインTAS州自由党政権再選さる

州首相の望みの「圧倒的多数派議席」は得られず

 ピーター・ガットウェインTAS州自由党政権の抜き打ち解散で5月1日に行われた州議会選挙は事前投票、郵便投票の開票やプレファレンス票配分前の段階で自由党は25議席中12議席、未定議席3議席となっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 労働党は8議席、緑の党は2議席となっており、1日夜にはガットウェイン自由党州首相が勝利を宣言した。

 自由党は未確定3議席のうち1議席を取れば単独多数派になるが、ガットウェイン州首相は圧倒的多数派を狙って抜き打ち解散選挙に持ち込んだもの。

 また、郵便投票の開票とプレファレンスの配分が残っているため、全議席が確定するまでには1週間かかると伝えられている。

 残る3議席のうち、クラーク選挙区の2議席は、無所属候補2人か、無所属候補1人と自由党候補1人になると見られている、また、無所属同士ではグレノーキー・メイヤーだったクリスティー・ジョンストン候補と自由党から脱党したスー・ヒッキー候補が争っており、自由党1人が勝利してもサイモン・ベーラキス候補とマデレーヌ・オギルビー候補が首位を争っている。

 この選挙区は過去には労働党の安定地盤とされ、かつては連邦労働党のダンカン・カーが長年議席を占めていたが、2010年にアンドルー・ウィルキー無所属議員が当選すると選挙ごとに支持票を伸ばしてきている。州議会ではスコット・ベーコン前議員が任期途中で引退しており、労働党支持票が減ったとされている。

 ララ・ギディングズ元労働党TAS州首相は、「連邦議会でウィルキー氏がこの選挙区から立っており、選挙区の有権者は票をあちこちの政党に移すことが当たり前のようになっている。ウィルキー氏に投票する人達が無所属のジョンストン候補やヒッキー候補に投票することは多いにあり得ることで、クラーク選挙区はもう労働党地盤とは言い得なくなっている」と語っている。

 また、ギディンズ氏は、「ガットウェインは選挙を2022年3月まで待つことができた。しかし、彼は、レベッカ・ホワイト労働党党首が妊娠中をいいことに抜き打ち解散選挙に持ち込んだ。ガットウェインを許せない」と語っている。

 抜き打ち解散選挙の結果、全体としては自由党は得票数を落としているが、その票が労働党にも流れていない、と伝えられている。
■ソース
Peter Gutwein’s Liberals home in Tasmanian election, but two seats still in play

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