ソロモン・ルーのグループ、1,560万ドルを政府に返済

ジェリー・ハービーの企業はJobKeeper返済を拒否

 小売りブランド・グループ富豪、ソロモン・ルー氏は、コロナウイルス猖獗中の社員雇用確保対策のJobKeeper制度で連邦政府から受け取った1,560万ドルを返済すると発表した。一方、ハービー・ノーマンのトップ、ジェリー・ハービー氏は返済の考えを否定した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 ルー氏はPremier Investmentsのトップとして、Smiggleなどの小売りブランドを抱えており、最近まで返済の考えを否定していた。

 ルー氏やハービー氏の企業グループはコロナウイルス猖獗のために事業の規制が行われていた時期に好調な業績を上げ、配当金も支払っていたことが明らかになり、休業中の社員の賃金を政府が負担するJobKeeper制度による援助を必要としていないことが指摘されていた。

 ルー氏のPremier Investmentsが2021年度前半にJobKeper制度に基づいて受け取った金額のうち、純利益額が返済の対象になる。

 5月3日、ハービー氏がエージ紙とシドニー・モーニング・ヘラルド紙のインタビューに答え、「ハービー・ノーマン社が政府から受け取った約2,000万ドルはごく少額。返済の考えはない。当社は納税で政府に返済している」と語っている。

 当初、Premier社は、JobKeeper資金は将来のロックダウンに備えて社員の補償に充てると発表していたが、5月3日の発表では、「QLD州とQA州の短期ロックダウンで資金を使ったが、営業再開後の業績が社員の賃金をまかなって余りある額に達したため、JobKeeper資金は実質的に必要ではなかった。これらの結果に加えて連邦政府、州政府がコロナウイルスを無事に制圧したことから、Premier役員会は、JobKeeper制度で受けたうちの純益分を国税庁に返済することが妥当と決定した」と述べている。

 これに対して、労働党のアンドルー・リー影の副財相は、「Premier Investments社はJobKeeper受給全額を発表していないが5,500人の社員を抱える企業グループなら、JobKeeper受給額は1億1,000万ドルにものぼる可能性がある。1,560万ドルは余りにも少ない。CEOに何百万ドルものボーナスを支給し、株主にもかなり気前のいい配当金を支払っている。JobKeeper支給額全額を返済する能力はあるはず」と批判している。

 さらに、「豪州証券投資委員会(ASIC)が、企業はJobKeeper支給全額を公表すべきと勧告しているのに背いて支給額の発表を渋っている」として、問題をASICに書き送っている。
■ソース
Gerry Harvey won’t follow Lew’s lead on returning JobKeeper funds

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