グレート・ウェスタン・ハイウェイ改良工事計画

中西部のビジネスは「道路渋滞で経済的損失」

 シドニーと大分水嶺の西を結ぶほぼ唯一の幹線道路、グレート・ウェスタン・ハイウェイのブルーマウンテン区間の拡幅や直線化工事は長年続けられてきており、ブラックヒース地区からハートリーまでの区間が唯一隘路として残っている。

 この区間の渋滞、工事、通行止めでNSW州の郡部地域のビジネスは経済的損失を受けているとの苦情が挙がっている。

 5月19日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 NSW州政府は巨額を投じてブルーマウンテン越えの区間の改良工事を進めているが、ブラックヒースからビクトリア峠までの区間のトンネル工事が始まればまた各所で遅れが出る可能性がある。

 中西部のある輸送業者は、グレート・ウェスタン・ハイウェイの通行止めや改良工事による損失を州政府に賠償してもらいたいと発言している。また、ウェスタン・シドニー空港に道路資材を納入する大手企業「オベロン採石」の場合、ジェノラン・ケーブズ・ロードを通ってシドニーまで2時間だったが、現在は同道路が大雨で崩壊したため、大回りする上にグレート・ウェスタン・ハイウェイの各所で工事中のため、4時間かかるようになり、大きな経済的損失になっているとしている。

 ポール・トゥール州道路地域運輸担当大臣は、「政府は一刻も早い道路網の回復のためにすべての資力を投入している。地域の生活と経済のためにこれらの道路網を回復することがどれほど重要かはよく認識している」と語っているが、交通の遅れに影響を受けるビジネスに経済的援助をするのかどうかについては明らかにしていない。

 カトゥーンバからリスゴウまでの区間のトンネル建設には州政府が25億ドル、連邦政府が20億ドルを準備している。このプロジェクトは2022年にメドロウ・バス地区で始められるが、トンネル建設そのものは2024年まで始まらない。

 シドニー都市圏からブルーマウンテンを越える道路はグレート・ウェスタン・ハイウェイと北方の非幹線道路、ベルズ・ライン・オブ・ロードの2本しかなく、しかも、現在は崩壊のためにベルズ・ライン・オブ・ロードが途中で一部通行止めになっている。
■ソース
Great Western Highway upgrades, road closures nearly double travel time and transport costs

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