NSW州議会補欠選挙、保守連合が議席維持

国民党議員強姦容疑で失脚のアッパー・ハンター

 マイケル・ジョンセン国民党NSW州議会議員がブルーマウンテンでセックスワーカーを強姦した容疑をかけられており、同議員は犯行を否定しながらも議員を辞職したため、アッパー・ハンター選挙区では5月22日に補欠選挙が行われた。2019年の選挙で接戦の上、国民党議員が犯罪容疑をかけられて辞職したにもかかわらず、当日開票で同党新候補の当選が確定している。

 同日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 この補欠選挙は13人が立候補する乱立状態になっているが、実質的にデーブ・レイゼル国民党候補とジェフ・ドレイトン労働党候補との対決と見なされている。

 当日、40%の開票率で国民党がすでに一次得票率とプレファレンス票で既に当選の自信を固めている。

 また、ワン・ネーション党はデール・マクナマラ候補が立ち、ポーリン・ハンソン連邦党首が応援に駆けつけた。国民党はジョン・バリラロNSW州党首でNSW州政権副首相がマスウェルブルックで応援キャンペーンを行い、ジョディ・マッケイ州労働党党首はグロスターでドレイトン候補の応援を行った。

 労働党は他の弱小政党や無所属を抑えて健闘したが、2019年にはこの選挙区で一次得票率が28%を超えていたのに対して、今回は22%と低迷しており、同日午後8時半にはマッケイ党首が、「この選挙区は90年間国民党議員を出してきた。労働党が勝てば奇跡と言われている。しかし、今夜の結果を見れば、保守連合のパンデミック対策が大きな支持を受けているとは言えない」と語っている。

 この補欠選挙は、保守連合にとっては、国民党候補が敗れれば少数派内閣がさらに1議席を失うことになる。また、労働党にとっては敗北は読み込み済みとは言え、2019年選挙との比較で得票率を下げれば、内紛の絶えない州労働党内でマッケイ党首のリーダーシップがさらに問題にされることになる。

 アッパー・ハンター選挙区は93年間国民党政治家を出してきたが、2019年の選挙では労働党との得票差が2.6%にまで迫っていた。
■ソース
Nationals on track to defy history and retain Upper Hunter in byelection

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