マッケイNSW州労働党党首リーダーシップの危機

アッパーハンター選挙区補欠選挙大敗の責任問題

 先週末のアッパーハンター選挙区補欠選挙で大敗したNSW州労働党内はジョディ・マッケイ党首の責任を問う声が挙がっているが、5月25日にはジョディ・マッケイ党首が留任の意志を明らかにした。しかし、党内の内紛は収まる気配がなく、「影の閣僚」がマッケイ党首を見限って辞任することも予想されている。

 同日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 同日には、マッケイ党首と近しいヤスミン・キャトリー副党首の事務所からクリス・ミンズ影の運輸相を中傷する文書がメディアに漏洩されたとされており、ウォルター・セコード影の財相が、「マッケイ党首の下では働けない」と辞任しており、26日にはミンズ議員も影の内閣を辞任する見通しになっている。しかし、マッケイ党首もキャトリー副党首も、「ミンズ議員中傷の文書については何も知らない」とメディアへの漏洩関与を否定している。

 前回、州労働党党首選びの際に、ミンズ議員とマッケイ議員の一騎打ちになったいきさつがある。

 メディアに漏洩されたとする文書は、ミンズ議員がICACの政治献金問題調査の対象になったとしており、また、ミンズ議員は、現在党首選を要求するために必要な30票のうち14票しか確保していないなどと書かれており、党内の亀裂をメディアに公表する内容になっている。

 25日、マッケイ党首は、「補欠選挙大敗後48時間、誰かが党首争いに名乗り出るのを待ったが誰も私に党首の座を降りるよう言ってきた者はいなかった。また、誰も、私と党首選に取り組むだけの支持を受けている者はいない」と語った。

 さらに、マッケイ党首は、「コロナウイルス・パンデミックのさなかに労働党のメッセージを州民に伝えることは難しい。伝えるように努力してきた。私はグラディス・ベレジクリアン州首相のような人気はないかも知れない。しかし、人気は重要なことではない。自分が正しいことをしているという自信を持てることが大切だ」と語っている。

 キャトリー副党首は、党内団結を呼びかけ、「分裂していては勝てない。団結しなければならないし、党首のリーダーシップに従い、党のためになるように行動しなければならない」と発言している。

 党内からメディアに漏洩されたとする文書は、「なぜクリス・ミンズとジェミー・クレメンツがNSW州労働党を指導できないか」と題されており、ミンズ議員に近しいクレメンツ議員は過去にセクシャル・ハラスメントの非難を受け、党書記長を辞任したいきさつがある。しかし、クレメンツ議員自身はセクシャル・ハラスメントの事実はなかったと否定している。

 党政策問題で2週間前に影の閣僚を辞任した州労働党古参のペニー・シャープ議員は、「子供じみた党破壊の中傷文書漏洩は労働党そのものに害をもたらすものだ。誰がメディアに漏らしたにしろ、このような行為は、日夜NSW州民の生活向上のために努力している労働党支持者を傷つけるものだ」と批判している。
■ソース
McKay’s leadership under threat as more MPs expected to quit frontbench

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