NSW州公共交通機関、コロナウイルスで大赤字

州政府は運賃値上げでの対応を検討

 6月2日、NSW州政府は、コロナウイルス社会規制で州の公共交通機関の乗客が激減したため、赤字が8億5,000万ドルにまで膨張したと発表、公共交通機関値上げの考えを明らかにした。

 6月2日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 NSW州政府のアンドルー・コンスタンス運輸交通相は、2021年7月5日より、1.5%の値上げをする。この数字は予想されているインフレ率に合わせていると語った。

 さらに、「Independent Pricing and Regulatory Tribunal(独立価格規制審判所)は、5%の値上げを勧告したが、政府は値上げ率をインフレ率にリンクさせることにした」と語っている。

 また、「赤字をそのまま州社会に転嫁することはしない。だから、職員の給与を支払い、公共交通機関網のメンテナンスを続けていくためにぎりぎりインフレ率に合わせて微増させるだけに決めた。社会規制が緩和されても現在の公共交通機関利用率はコロナウイルス前には復活していない。2019年には1日の乗車船客数は延べ230万人にのぼっていたが、現在は150万人止まりになっている」と語っている。

 ただし、60歳を超える利用者のゴールド・オパール・カードでシドニーを中心とする近郊電車区間が1日$2.50以上は無料になる措置や通勤で週に$50を超える分は無料になる措置は従来通り変更なし。

 この値上げで例えばピークアワーの鉄道にペンリスからサーキュラキーまで乗った場合、料金は$6.80から$6.99に値上げになる。また、ウロンゴンからセントラルまでも$8.86から$8.99に値上げになる。

 また、フェリーもライダルミア波止場からサーキュラー・キーまでピーク・アワーの場合には$7.65になる。
■ソース
Public transport fares to rise as $850m coronavirus black hole is revealed

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