南氷洋寒気団、オーストラリア南東部諸州を包む

月曜から東進し、各地に強風寒冷砂塵降水

 6月6日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、南氷洋からの凍った空気が大陸に進出してきており、7日にはSA州、8日にはVIC、NSW両州に極端な寒気、強風、雨、雹、雪などをもたらすとの気象予報を報道している。

 今冬初の大型の寒冷前線がところにより砂塵を巻き上げる他、湿った空気が雹、雪をもたらし、その背後から降雨帯が移動して来るため、オーストラリア南東部海岸地域では洪水が発生することも予想される。

 ペリッシャー・リゾートは例年より1週間早く、6月4日に営業を開始しており、南氷洋からの寒気団はVIC州北東部からNSW州南部にかけてのオーストラリア・アルプスに大雪をもたらすことが予想される。

 気象庁(BoM)のセーラ・スカリー予報官は、「この寒気団は非常に冷たい空気の塊であり、ところにより、雹や雷雨をもたらすことが予想される」と語っている。

 シドニーは最悪の気象条件は免れる見こみだが、シドニー都市圏南部と西部では7日朝(月)には摂氏2度にまで下がることが予想される。

 シドニー都市圏では、6月9日には15mm、10日には25mm程度の強い風を伴う雨も予報されており、体感温度は、両日の予報気温摂氏17度、15度はるかに下回ることになる。

 VIC州メルボルン都市圏では、7日朝はまだ穏やかな気温になる見こみだが、8日から週末にかけては摂氏13度止まり、降水量も1週間で35mm程度になると予想されている。

 山岳地域の降雪については、スカリー予報官は、「週末までには50cmから70cm程度の降雪量になることが予想される」と予報している。

 この強風のため、SA州の一部とVIC州の北西部では砂塵が舞い上がり、また、フリンダース山脈、グランピアンズの稜線で降雪も予想される。NSW州の中部、北部両高原地帯、QLD州の一部地域でも降雪がある。

 スカリー予報官は、「この寒気団は、6月8日あたりから複雑な低気圧に成長し、9日にはNSW州沖合を東に遠ざかっていくが、その後にTAS州からQLD州南東部にかけて降雨帯が発達すると予想される」と語っている。
■ソース
Wild wintry weather to batter, soak and freeze south-eastern Australia

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