喫茶店、バー、レストランなどコロナウイルスから回復

シドニー都市部、州政府のバウチャー制度も効果

 6月12日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、シドニー都市部の喫茶店、レストラン、バーなどのホスピタリティ産業がコロナウイルスから回復しつつあることや、市民の外食パターンが変化しており、NSW州政府の「Dine and Discover」バウチャー制度もその変化に効果をみせていると報じている。

 また、外食パターンの変化は、かつては飲食施設は週末に忙しくなるパターンだったのが、パンデミック以後、週日に忙しくなる傾向があるとしている。

 また、バウチャー制度のおかげで食事客がさらに消費する傾向が生まれている。

 1万店を超えるホスピタリティ施設に財務ソフトを販売しているLightspeed社のデータによると、5月のシドニー市内のバーの売り上げは2020年5月比較で398%上昇してる。また、レストランの売り上げも130%上昇しており、喫茶店は59%程度の売上増となっている。

 総合的にはシドニー都市部の飲食施設は1年前の2020年5月との比較で売り上げが2倍程度に増えており、郡部でも53%程度上昇している。

 Lightspeed社のシモン・ル・グランド・マーケティング部長は、「喫茶店やレストランに比べてバーの売り上げの伸びが大きい理由は、バーがパンデミックで政府から厳しい規制を受けたこと、バーはアルコールを提供するため、喫茶店やレストランと違ってテイカウェイやデリバリーにはなじまず、完全に営業を停止するしかないところも多かった。一方、喫茶店やレストランはテイカウェイやデリバリーに切り替えることで売り上げ減少を少しでも食い止めることができた。そのため、回復期に入ってもそれほど売り上げが伸びないということになった」と分析している。

 また、「シドニー都心部でオフィス街の勤め人を客としている外食店はまだ回復できていないところもあり、むしろ郊外の喫茶店やレストランは在宅勤務の人々が客として来るため、回復が早い。一方、シドニー都心部のロックスなどでは海外からの観光客やクルーズ船客に頼っているため、未だに回復が進んでいない」としている。

 その他、週に5回は外食するという人も増えており、これはパンデミック以前よりも伸びている。

 ホスピタリティ産業全体では、2020年5月との比較で、NSW州は78%上昇、VIC州は114%上昇、SA州は134%上昇、QLD州、WA州はそれぞれ44%、64%の上昇となっている。
■ソース
Cafes, restaurants, bars bounce back from COVID-19, but lockdown changed the way we dine

 Happy Rich Harding legal 幌北学園 Japanaroo  kidsphoto
日豪プレス 配布場所   日豪プレス 新刊発行    Oishii Japanese Restaurant Guide

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