大シドニー地域以外も大幅な社会規制再導入

既に休暇に出かけた者も同様の規制対象に

 たった1日で4地方自治体域のロックダウンが中部海岸地域からシェルハーバーまで、またブルーマウンテンまでを含む大シドニー地域に拡大され、NSW州内の郡部でも緩和されていた社会規制が再導入されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ロックダウンが発令されていない地域にも次の規制が適用される。

 自宅に招くことができるのは子供も含め、5人まで。非居住屋内では全面的にマスク着用義務。屋内・屋外を問わず、人が集まるところでは一人あたり4平米を確保しなければならない。また屋内では立ったまま飲むことは禁止される。ホスピタリティ施設、ナイトクラブなどの屋内でのダンスは禁止されるが、結婚パーティでのダンスは上限20人を条件に認められる。ダンス教室、ジム教室は1クラスあたり20人を上限とし、マスク着用が義務づけられる。

 ベレジクリアンNSW州首相は、「万一郡部にウイルスが広まった場合に蔓延することを防ぐため、規制の再導入を必要とする」と語っている。

 また、ケリー・チャント主席医務官は、「6月21日以降にロックダウン地域に居た者はその地域を出た日から14日間は自宅待機しなければならない。この規制は既に学校休みで出かけた者も対象になり、食料や日常必要品を買いに行くことや屋外環境で過ごすことはできるが、ホスピタリティその他の施設に入ることはできない」と発表している。

 ロックダウン地域の大幅拡大は、州政府が緊急「危機対策閣僚会議」で3時間にわたって討議した結果、感染した状態で各所を訪れる人を減らすためにやむを得ない措置として決まった。

 チャント主席医務官も、「デルタ変種株の感染力の強さを考えれば、このアウトブレークをコントロールするためには広域ロックダウンが唯一の対策と考えた」と発表しており、ベレジクリアン州首相は、「このアウトブレークでは、感染者の家庭接触者はすべて陽性の判定が出ている。それを考えれば、これまでの陽性者がほとんどすべて家族全員を感染させ、今後も陽性者が増え続けることが予想される。それを防ぐためには今すぐ対策しなければならない。しかし、必ずこのアウトブレークを鎮圧することができる。これまでもやらなければならなかったことだ」と語っている。

 また、「このロックダウンの期間を通して州民も事業所も経済的な困苦を味わうことがあってはならない。今後数日のうちに対策を発表する。また、連邦政府のコロナウイルス被災地手当も発表される」と語っている。
■ソース
COVID-19 lockdown expanded to Greater Sydney, Blue Mountains, Wollongong, Shellharbour and Central Coast

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