NSW、新たに97人がコロナウイルス陽性判定

デルタ株アウトブレーク1000人超え、規制強化も

 7月16日付ABC放送(電子版)は、NSW州で新たに97人がコロナウイルス陽性と判定された。
 同日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 この97人は7月15日午後8時までの24時間の検査で陽性と判定された数であり、16日の記者会見に立ったグラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、「明日の発表はもっと新陽性者が増えていることが予想される。このアウトブレークを抑え込むためには規制を更に強化しなければならないかも知れない。保健当局は地域の公衆衛生データをほぼ時間ごとに検討しており、ロックダウン規制が適切な水準になるよう図っている。もし、規制をさらに強化しなければならないのなら当然そうする。新陽性者の数を減らすために必要なことはどんな決定も辞さない」と語っている。

 6月中旬に始まったシドニー都市圏のアウトブレークは1か月間で患者総数が既に1,000人を超えており、しかも、97人のうち529人は感染力のある全期間を通じて自宅に閉じこもらず、市中を動き回っており、さらに17人は感染力のある期間のほんの一部の間だけ隔離に入っただけだった。さらに5人について隔離状況を観察している。

 ロックダウン前から、必要でない限り外出を控えるようにとの呼びかけがなされ、ロックダウン以降は、「4つの理由がない限り外出してはならない」との規制が出されているが、ケリー・チャント主席医務官は、「それほど大勢の人が感染力のある時期に普段通りの生活をしていることは非常に憂慮に堪えない。現在のアウトブレークを抑制するためには人の動きと接触をできるかぎり減らさなければならないし、そのために社会全体が努力しなければならない」と語った。

 そればかりでなく、チャント主席医務官は、「97人のうち34人については感染源が突き止められていない。各感染者の感染経路を当たっているが、感染経路不明な陽性者が増えていることは憂慮すべきことだ」と語っている。

 現在の大シドニー地域のロックダウンは7月30日まで続けられることになっているが、感染状況の推移をモデル化して予測した場合、現在のアウトブレークを終息させるためにはさらに長期にわたる厳しいロックダウンが必要になることを示している。
■ソース
NSW records 97 new COVID-19 cases, 46 infectious in community

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